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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772412100
作品紹介・あらすじ
本書は、一貫して家族・夫婦臨床の現場に携わってきた著者の集大成ともいうべき技法指導書である。思春期・境界例の事例を交えて、初回面接と見立て、ロールシャッハ・テストを用いたアセスメントなど、日常臨床における治療のコツを詳しく解説している。さらに特筆すべきは、夫婦面接の事例を数多く取り上げ、ジェノグラムやロールシャッハ・フィードバック・セッション(RFBS)を駆使しての治療的取り組みを詳細に論じていることである。家族・夫婦療法面接を現場で実践するための優れた解説書である。
感想・レビュー・書評
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多くの症例に加え、著者による家族論は大変興味深く、示唆に富んだ内容であった。また夫婦を対象にしたロールシャッハ・フィードバック・セッションというアプローチはあまり類がなく、極めて刺激的だった。
本書では著者が自らのアプローチを惜しみなく種明かししている。様々な家族、夫婦面接を追体験することのできる良書である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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