現代催眠原論

著者 :
  • 金剛出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772412773

作品紹介・あらすじ

現代催眠の父としてミルトン・エリクソンを継承し、コミュニケーション技法としての催眠誘導技法、観念誘導技法、催眠感受性への細密な考察を施し、今日的水準に適うエビデンスと倫理を構築する。

感想・レビュー・書評

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  • 催眠の定義にはじまり、その歴史や理論、各種技法やエビデンスなど、催眠に関する知見が網羅されている。
    心理療法発展の歴史を振り返るとき、催眠という技法は重要な位置を占めている。それは、精神分析を創始したフロイトが元々催眠を試みていたという歴史的背景を鑑みれば自明のことだろう。
    催眠と聞くと、映画などで取り上げられるような怪し気な技法がイメージされやすく、どうしても眉唾な印象を受けてしまうかもしれない。しかし、本書を通してわかることは、これまで催眠に関して多くの研究が積み重ねられてきたという事実、また、治療者と患者との共感関係が重視されているヒューマニスティックな技法であるという事実である。
    現代の催眠は精神分析や認知行動療法など、他の様々な技法と併せて用いられているとのことである。エビデンスこそまだ乏しいが、今後さらなる発展が期待される分野であり、心理療法はもちろん、さらなる人間理解を深める上で大変興味深い一冊といえる。

  • 催眠の歴史、催眠の理論、催眠誘導の原則と技法がのってます。

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