• Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772417396

作品紹介・あらすじ

強迫性障害(OCD)は,未解明の部分が多々ある疾患であり,多種多様な認知,行動,感情的症状が混在しつつ,ひとつの病名でまとめられているため,研究者と臨床家にとって特に手ごわい対象になっている。また,症状はしばしば慢性の経過をたどり,時に増悪が見られ,患者にさまざまな悪影響を及ぼす。
OCDの認知行動療法(CBT)は,認知行動理論とその研究から生まれた効果的な介入法である。
本書では,疾患の概観や症候学に触れつつ,OCDの認知的基盤に関する新たな理論と研究結果を活用して具体的な治療内容を示している。また,理論の二つの重要な柱として,正常体験としても発生しうる強迫観念や強迫行為が,どのような場合に精神病理体験になるのか,それが原因で苦痛や生活の支障が生じている場合,どのような治療が有効なのかという問題を常に道標とする。
本書は,Aaron T. Beckから手ほどきを受けた著者によって,科学者であり実践者でもある立場から書かれた,CBTを臨床に適用させるための画期的な研究と実践の書である。

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