みみずのカーロ: シェーファー先生の自然の学校

著者 :
  • 合同出版
3.83
  • (5)
  • (10)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 93
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772602433

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シェーファー先生の自然の学校の話。子どもたちは、みみずのカーロを観察し、「自然に還らないゴミ」を学んだことをきっかけに、自然を守るためのさまざまな活動を行なっていく。

    ドイツに実在する学校と先生の環境教育の実践を子ども向けに紹介している本。よいゴミとよくないゴミのこと、ゴミの減らし方、自然を守るための地域でのアクションなどについて、先生のクラスの子どもの体験と気づきを通して学ぶことができる。

    少し古い話だが、読み物として面白く、わかりやすい言葉で自然を守る重要性や、自然を守るための工夫や知恵を語っていてよい本。子どもに勧めたい。

  • 以前から読んでおこうと思った本。大人と子供の本気、教育の大切さを考えさせられた。

  • ドイツのある小学校では、ゴミ箱が1つしかない。それは、学校全体でゴミを出さないようにしているから。そのキーとなっているのが、ミミズです。自然の循環を考えながら、それを日常に活かしていく実践。とある中学校入試の問題にもなっていたそうです。

  • エコ嫌いの私にまでゴミを減らそうと思わせる本。こういう小学校に通いたかったし、こういう町に住みたかったなーと思いました。

著者プロフィール

東京都生まれ。
国際基督教大学教養学部自然科学科生物学(生態学)専攻卒業。
1983年から1986年に、西ドイツのフライブルク大学に子連れ留学する。1990年からフライブルクに永住、ヨーロッパの環境政策・対策について執筆・講演・調査、動植物や環境問題についての英語・ドイツ語書籍の翻訳を行う。

「2018年 『ようこそ、難民!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今泉みね子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×