ぼくは13歳 職業、兵士。―あなたが戦争のある村で生まれたら

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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772603447

感想・レビュー・書評

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  • イケハヤさんのブログからテラ・ルネサンスの鬼丸さんの存在を知り、鬼丸さんの著書「ゼロから世界を変える方法」を読んで、子ども兵問題をもっと知りたいと思いこの本を読んだ。
    胸が締め付けられる思いをしながらなんとか読みきった。

    読んでいて、どうしたって4歳娘と1歳息子の姿が重なる。。
    昔は戦争なんて遠い国のできごとだし関係ないやって思ってたけど、子どもができると感覚が変わるものなんだな。

    本の最後にある参考文献を読み進めてみようと思う。
    まずはこの問題をもっと知りたい。

  • 小型武器の脅威、なぜ紛争は終わらないのか、そして、平和への近道とは何なのか、考えさせられました。私の将来の夢は国際機関に入って貧しい人たちを助けることです。世界の戦争なくすためにはまず貧困を解決しなければなりません。できるだけ多くの人にこの問題についてしっかり考えてもらいたいです。そして小さな事でも始めることが重要なんだと思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「貧しい人たちを助けることです。」
      頑張ってね!
      「貧しい人たちを助けることです。」
      頑張ってね!
      2014/03/28
  • 子供でも手軽に読める内容かと思いきやそうでもなく、だけど元兵士だった子供の告白を交えながらわかりやすく「少年兵」という悲惨かつ、非人道的な問題を読み解いてゆく。彼らが非人道的という事ではなく、その問題を取り巻く環境が、社会が、世界が、私たちが最も卑劣な仕打ちを彼らにしている。少なくとも30万人。この数字は果たして多いのか少ないのか。わからない。
    彼らは悪くない。人を何人も殺した元少年兵だった子供たちは私たちよりずっと、平和の意味を理解していて、望んでいて、未来を見つめ、夢を持っている。そして今も、過去の過ちに苦しんでいる。そんな彼らの事を知り、許すことが求められている。実際に私が家族を殺されたら、許すかどうかなんて本当のところわからない。だけど、彼らがなぜそんな状況にあったのか、なぜ殺さなければいけなかったのかを、私は知っている。少しだけども知っている。彼らは悪くない。
    無関心は一番タチの悪い、そして一番私たちが得意な習癖だ。このくそったれな壁をぶち壊してみんなを巻き込む方法を僕は知っている。
    でも怖い。だけどやらなきゃいけない。

  • 世の中には「恵まれていない」子どもたちが多くいますが、中でも悲惨な状況に置かれている、その最たるものが「少年兵」ではないでしょうか。

    もちろん、日本でも「いじめ」や「貧困」「格差」など解決しなければならない問題は少なくありませんが、地球全体の改善しなければならない社会病理の一つとして、すべての人々が「子どもが兵士として前線に立たされている」という状況があることを知る必要があると思います。

    元子ども兵たちの社会復帰を支援する団体の著者が、彼らの体験談や現在の状況を紹介しながら、子ども兵が存在する原因や彼らを取り巻く周囲の環境、その解決策について書いている本ですが、平易な言葉で書かれているので中学生以上であれば問題なく読むことができると思います。
    「命の危機」に晒され続けていない、という点からいえば、少なくとも日本の(多くの)子どもたちは恵まれているでしょうし(この本を読むことができる環境にある子どもたちはほぼ間違いなく)、そういった子どもたちが成長して社会人となっていく際に、自分たちに想像もつかないような環境に生活せざるを得ない人間がいるということを知ることは、決して無駄ではないと思います。

    SDGsでも掲げられている「貧困の撲滅」がこの問題の解決の鍵を握っていることは間違いないでしょう。
    いま社会を担っている社会人だけでなく、これからの社会を回していく、中学高校生にもぜひ読んでもらいたい本です。
    そして、この本を読んで感じたことをぜひ何らかの機械で話し合ってもらえたら、これからの世の中が一歩ずつ改善にむかうのではないか、と思います。

  • 気になるのはコレが現時点で10年前出版な事。ハヨ石油やダイヤ買うと損するようにならんと。殺し合いが利を産むのが元凶なんだよな。結局。宗教や民族差は扇動に利用されてるだけの後付けされた結果だという当事者の意見に身がつまされる。

  • 小中学生でも読めるような本なので、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
    少年兵の問題は、アフリカだけだと思っていたが、フィリピン・ロシア・インド・メキシコなど、世界中の多くの国でもまだ問題になっていると知り、驚いた。
    子どもが兵士になれるのは、小型武器があるためということなので、ぜひ小型武器を世の中からなくしてほしいと思う。いや、戦争に使われる、すべての武器がなくなってくれればと思う。

    日本は、先進国の中でも、唯一アフリカの人たちから信頼されている国のようなので、ぜひその立場をいかして、戦争をなくすよう、他の先進国に働きかけていってもらいたい。
    「戦争はダメだ」と言いつつ、大量の武器を製造・輸出している国々の考えをどうしたら変えていけるだろうか。

  • 子供兵について書かれた本。
    主にウガンダの内戦で兵士として駆り出された少年、少女たちの体験談を中心に実態が書かれている。
    その子たちを社会復帰させるための取り組み、少年兵が使われる理由、世界中での取り組みが紹介されている。

  • 三葛館一般 319.8||ON

    耳を覆いたくなる悲惨な話。
    突然誘拐され、無理やり兵士にされる。
    両親を殺すことを強要され、親友と殺し合い、戦場の最前線に立たされ、敵の弾よけにされる。なぜ10歳を超えたばかりの子どもたちがこんなひどい状況におかれなければいけないのでしょうか。
    少しでもこの現状を改善するために、私たち日本人にもできることがあります。まずはこのような悲惨な現実があることを知ることが大切な一歩となるはずです。
                                  (ゆず)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=65882

  • 2014/02/21

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