うおつか流大人の食育

著者 :
  • 合同出版
3.57
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772603799

作品紹介・あらすじ

知って食べるか、知らずに食べるか。数多く発信される情報にまどわされないための、ほんとうの食情報がこの本にはある。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初九州訛りに慣れなくてたじろいだ

    BSE、有機栽培、クジラ、脂、災害食など著者の見解を述べている

    将来代替食料が当たり前になって、サイコロステーキにびっくりしている時代は昔になるのだろうか

    色々やり過ぎることが本末転倒になってしまっている現場の食。

    一ヶ月9000円も読んでみよう

  • お仕事でお会いして、ご自宅でご飯やお酒を振る舞っていただいたこともある魚塚さんの書籍。
    テーブルや囲炉裏、お皿や包丁など使われている道具一つ一つにストーリーがあって、きちんと選ばれたものを使われていることで、一見バラバラのものでも不思議とゴチャゴチャした感じにならないご自宅だったのが印象的。

    子どもの食育の前に、まず自身の食育から。きちんと食べることに向き合いたいですね。

  • 食の安全事情を文献と著者の考察とで書いてある項と、
    著者の実体験から基づいた、食へのあり方が書かれてある本。

    自分で選んだ見通しの良い食材をつかい、
    何の為の食卓なのか考えさせられる本でした。
    何の為の食育、健康、何の為に生きているのか、
    どんな風に考えていくのか、
    上達の為の短期集中、自己実験観察型調理方。

    何より、著者が食と人とを真剣に向き合い、
    全力で振舞ってきた姿勢に感動させられました。

  • 3月30日読了。古道具屋の主人であり節約術の大家、食育の専門家でもある著者による日本の大人の食育への警鐘。ファストフードやカップ麺ばかりを好んで食べる子供たち、だが最も食育が必要なのは、子供たちの食事を与える大人の方ではないか・・・と。クズ肉や糞などで汚染されたひき肉、農薬たっぷりの輸入野菜などを安い値段で好んで食するのはおいしくなく楽しくない上に危険。安心できる食材を使って、安くおいしい食事を楽しむ。できることは自分の身の回りから、小さいところからだな。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1956年、福岡県生まれ。食文化研究家。著書に『国民食の履歴書――カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』『刺し身とジンギスカン――捏造と熱望の日本食』『台所に敗戦はなかった――戦前・戦後をつなぐ日本食』『昭和珍道具図鑑――便利生活への欲望』(いずれも青弓社)、『食育のウソとホント――捏造される「和食の伝統」』『食のリテラシー』(ともにこぶし書房)、『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』『食ベ物の声を聴け!』(ともに岩波書店)、『冷蔵庫で食品を腐らす日本人――日本の食文化激変の50年史』(朝日新聞社)など。

「2023年 『幻の麺料理 再現100品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

魚柄仁之助の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×