ぼくは8歳、エイズで死んでいくぼくの話を聞いて。: 南アフリカの570万のHIV感染者と140万のエイズ孤児たち
- 合同出版 (2010年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772603881
作品紹介・あらすじ
エイズによって親を亡くした子どもの数は、2008年には1400万人に上っています、この数字は、実に日本の小学生、中学生、高校生を合わせた数に匹敵します。サッカーのワールドカップ開催で沸く南アフリカのもうひとつの真実。
感想・レビュー・書評
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主に南アフリカでのHIV/エイズについて書かれた本。
なぜHIVが増えたのか、なぜ減らせないのか、なぜ治療法が進まないのかをわかりやすく解説しています。
南アフリカは、過去はアパルトヘイトによる差別があり、今なお全ての差別がなくなったわけではない。
男性優位の社会は変わらず、HIV予防のためのセーフティセックスをしようと女性が望んでも叶わない社会なので、いくらNGOがコンドームを推進しても全く広がらない。
HIVに感染すると差別、いじめが起こり、日常生活を送ることも難しくなる。
正しい知識がないためにこのようなことが起こったりする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
配置場所:1F電動書架C
請求記号:498.6||A 53
資料ID:W0157237 -
「エイズ」は誰でも一度は名を聞く有名な病です。
しかし、その病でわずか8歳で亡くなる子どもが大勢いることをあなたは知っていますか?
南アフリカでエイズと闘う人たちを描く話です。
【長崎大学】ペンネーム:江崎 -
何年も前から、アフリカ諸国のHIV問題について感心を持っていましたが、この本を読んで改めて知る事が多かったです。中学生くらいの子にも読んでほしい一冊。
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エイズのこと、南アフリカの現状、過去の南アのエイズに対する政策の問題など分かりやすかった。『告白』を読んで、エイズについて読みやすく分かりやすい本を探していた。その点、この本はGood!何気なく買った赤のiPodが、収益の一部を世界基金に寄付し、アフリカのエイズプロジェクト支援に役立てようというプロダクト(RED)の商品だったことを知った。
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小学生には難しいかな。