発達が気になる子のための自立・就労トレーニング: 家庭・学校・社会生活での支援と訓練
- 合同出版 (2013年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772611718
作品紹介・あらすじ
お金の使い方を学ぶ、がまんする、あいさつする、計画を立てる、自分のためだけではなく人のためにも働く…
発達障害者が社会で自立して生きていくために必要な力を身につける。
就労訓練所の施設長が教える家庭ではじめる訓練法。
当事者、家族、支援者必携の一冊。
知っておきたい法制度、障害者・福祉サービス解説充実。
感想・レビュー・書評
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いろいろなケースが紹介されているけれども、因果という関係があまりにシンプルすぎるかもしれない。わかりやすいことはわかりやすいが、結局支援はケースバイケースなのでそのままあてはめてしまってもうまくいかない例があるだろう。その限界を知ったうえで取り入れるものは取り入れる意義はあると思う。
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※おすすめ!この観点がない教育(特別支援教育に限りません)は、うさんくさい。
学校でうまくいっているからこの先だいじょうぶ、と安心してはいけないようです。むしろ学校であまり大事にされていないところが仕事に就く際には大事になってくるみたいです。
また、勉強ができるに越したことはありませんが、「勉強だけできればだいじょうぶ」、ではありません。
小学校の先生は、就職のことは自分には関係ないから、とか思ってはいないでしょうか?
保護者は、お子さんが就職することを具体的に想定しているでしょうか?
”社会で生きていくときに、不足しがちな能力や態度”(「まえがき」より)
・困った場面に遭遇したとき、何とかしようと解決する態度、解決する力。
・目的に到達するための計画を立てる力。
・自分の得意以外のことに興味を持つ態度。
・気が向かなくても一応やってみる態度。
・あいさつができること。
・がまんができること。
・家庭や学校で頼りにされる役割を持っていること。
・自分の現状に危機感をもてること。
・相手の立場を理解し、気持ちを想像できる力。
・自分のためばかりではなく、人のために働けること。
・思うように身体を使って作業する器用さ。
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家内が仕事上、読んでいたので、拝借。
イラスト入りでわかりやすい内容でした。