セイロンコ-ヒ-を消滅させた大英帝国の野望: 貴族趣味の紅茶の陰にタミル人と現地人の奴隷労働

著者 :
  • 合同フォレスト
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772660181

作品紹介・あらすじ

スリランカ・コーヒー産業史の欠落に挑戦し、フェアトレードで幻の名品スリーパーダコーヒー復活を夢見る男の執念。

感想・レビュー・書評

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  • 紅茶を日本人ではじめて飲んだとされている大黒屋光太夫がコーヒーもだということを初めて知る。
    コーヒーの輸出も続いていたセイロンで生豆を輸出するだけよりも、紅茶を生産地で加工し商品化する方が効率も利益率もよい。
    ゆえにセイロンのコーヒーはイギリスに潰された…。
    コーヒーのことも勉強しないとなんともわからないがなるほどとは思う。

    紅茶の歴史を深めるなら珈琲の歴史も学ぶべきだと痛感。

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著者プロフィール

1946年熊本県生まれ。熊本県立濟々黌高校、静岡大学工学部卒業。1978年に学校法人北部学園・北部幼稚園を設立、理事長を務める。1994年、有機無農薬コーヒーの輸入・販売を行う(株)ナチュラルコーヒーを設立。2004年、特定非営利活動法人日本フェアトレード委員会を立ち上げ、スリランカコーヒーの輸入・販売を開始。現在はスリランカ・ピリウェラ村でコーヒー苗の植樹活動を広げている。日本フェアトレード委員会理事長。

特定非営利活動法人 日本フェアトレード委員会
2002 年9月に熊本市で設立。「生産者を守る公正な貿易」「生産者の顔の見える貿易」であるフェアトレードを通じて、貧困国の発展や生産者の自立を支援する活動を続けている。2002 年からスリランカで幻のコーヒーを探しはじめる。消えたスリランカコーヒーを甦らせて産業にし、地域の発展と生産者の自立を支援したいとの思いから生産者との直接交流や植樹活動を行っている。

代表・清田和之
所在地:〒861-5521 熊本県熊本市鹿子木町98-4 
TEL&FAX:096-245-4545
E-mail: fairtrade-japan@bridge.ocn.ne.jp
ホームページ:http://www.fairtrade-japan.org/

株式会社ナチュラルコーヒー
ブラジルやスリランカから直接輸入したコーヒー豆を自家焙煎し、フェアトレード価格で販売。取り扱うコーヒーは「有機JAS 認定を受けている農園のオーガニックコーヒー」「化学肥料や農薬を一切散布しない非化学肥料・農薬非散布コーヒー」「シェイド(影)プランティングによる自然栽培コーヒー」にこだわっている。ほかにフェアトレードの紅茶やスパイスなども取り扱っている。

所在地:〒861-5533 熊本県熊本市和泉町189-16 フードパル熊本内
TEL:0120-510-315(受付時間9:00 ~ 17:30 ※土・日・祝祭日を除く)
ホームページ:http://www.naturalcoffee.jp/
※地方発送も受付

「2010年 『コーヒーを通して見たフェアトレード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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