クリッククラック

  • 五月書房
3.80
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本棚登録 : 28
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772703437

作品紹介・あらすじ

ここには生きることすべてが満ちあふれている。全米で話題の作家ダンティカの世界。「National Book Award」最終候補作品。

感想・レビュー・書評

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  • 2001-01-00

  • 「自由に生きさせてくれ、さもなくば死んだ方がましだ」

  • 貧困や不安定な政治により,過酷で不自由な生活を強いられている
    ハイチの女性をテーマにした短編集。

    リアルで生々しく,考えさせられるが,おもしろくはない。
    もちろん面白がらせる作品ではないんだけど。

  • 恐ろしく、苦しく、悲しく、そして激しい現実の中に、微笑ましく、温かく、たくましく、そして静かに生きる人々。女性の存在に焦点を当てつつ、ハイチ系アメリカ人作家としての独特の作風を確立するダンティカの短編集。

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著者プロフィール

1969年ハイチ生まれ。12歳のときニューヨークへ移住、ブルックリンのハイチ系アメリカ人コミュニティに暮らす。バーナード女子大学卒業、ブラウン大学大学院修了。94年、修士論文として書いた小説『息吹、まなざし、記憶』でデビュー。少女時代の記憶に光を当てながら、歴史に翻弄されるハイチの人びとの暮らしや、苛酷な条件のもとで生き抜く女たちの心理を、リリカルで静謐な文体で描き出し、デビュー当時から大きな注目を集める。95年、短篇集『クリック? クラック!』で全米図書賞最終候補、98年、『骨狩りのとき』で米国図書賞受賞、2007年、『愛するものたちへ、別れのとき』で全米批評家協会賞自伝部門受賞、2020年、『すべて内なるものは』で全米批評家協会賞小説部門と最もすぐれた短篇集に与えられるThe Story Prizeを受賞。邦訳に、『ほどける』、『海の光のクレア』、『地震以前の私たち、地震以後の私たち』、『骨狩りのとき』、『愛するものたちへ、別れのとき』(以上佐川愛子訳、作品社)など。

「2020年 『すべて内なるものは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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