オレって、こんなに飛んだっけ? (ゴルフダイジェスト社新書)

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  • ゴルフダイジェスト社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772841450

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  • 自称「雑巾王子」の武市プロの飛ばしのエッセンスが「ツイスト打法」。目的は「身体の正面で打つ」ことであり、「遠心力を活用する」ことで飛距離を伸ばす。

    ゴルフにおけるカン違いの一つにクラブをタメようとするということがある。飛ばしたいと思ってやるのだが、これでは、絶対に「身体の正面で打つ」ということができないし、遠心力も働かない。早い話が、バケツに水を入れてぐるぐる回すときに右ひじを体にひきつけたら即ずぶ濡れ。

    「身体の正面で打つ」には「ツイスト」が必要。これは身体のどこかにストッパーをかける動きである。感覚的には、回転椅子でスイングする感覚(腰が上半身と逆にいく)と引き戸を開ける感覚(上半身が腰と逆にいく)

    「遠心力を活用する」には、手を返す(手首をこねるのではない)、つまり、バックスイングで右折し、ダウンスイングで左折することが必要。これによって、体とクラブが同調して、遠心力が働く。ダウンでは、まず腕を「伸ばし(リリースし)」、そのあと「左折」する。


    最後に、これらを「下半身を使って振る」のだが、これは、「ベタ足にして、地面をしっかりとつかむこと」

    「ツイスト」
    ・身体のどこかにストッパーをかける動き
    ・理論的には、5種類ありうる
    ー頭でかける
    ー腕でかける
    ー腰でかける
    ー足でかける
    ー足首でかける

    「左折」
    ・左ハンドルが上半身を使ってできると、こすり球、ふりおくれを解消することができる。
    ・小澤のいうように、ダウンのときに、オープンからクローズにするのは、まさに右ハンドルから左ハンドルのことだ。その場合、クラブの重心をどう活用するかがポイントで、決して腕の力で、ハンドルを切り返すのではない。

    自称「雑巾王子」の武市の飛ばしのエッセンスが「ツイスト打法」。目的は「身体の正面で打つ」ことであり、「遠心力を活用する」ことで飛距離を伸ばす。

    ゴルフにおけるカン違いの一つにクラブをタメようとするということがある。飛ばしたいと思ってやるのだが、これでは、絶対に「身体の正面で打つ」ということができないし、遠心力も働かない。早い話が、バケツに水を入れてぐるぐる回すときに右ひじを体にひきつけたら即ずぶ濡れ。

    「身体の正面で打つ」には「ツイスト」が必要。これは身体のどこかにストッパーをかける動きである。感覚的には、回転椅子でスイングする感覚(腰が上半身と逆にいく)と引き戸を開ける感覚(上半身が腰と逆にいく)

    「遠心力を活用する」には、手を返す(手首をこねるのではない)、つまり、バックスイングで右折し、ダウンスイングで左折することが必要。これによって、体とクラブが同調して、遠心力が働く。ダウンでは、まず腕を「伸ばし(リリースし)」、そのあと「左折」する。


    最後に、これらを「下半身を使って振る」のだが、これは、「ベタ足にして、地面をしっかりとつかむこと」


    「ツイスト」と「左折」がキーワード。

    「ツイスト」
    ・身体のどこかにストッパーをかける動き
    ・理論的には、5種類ありうる
    ー頭でかける
    ー腕でかける
    ー腰でかける
    ー足でかける
    ー足首でかける

    「左折」
    ・左ハンドルが上半身を使ってできると、こすり球、ふりおくれを解消することができる。
    ・小澤のいうように、ダウンのときに、オープンからクローズにするのは、まさに右ハンドルから左ハンドルのことだ。その場合、クラブの重心をどう活用するかがポイントで、決して腕の力で、ハンドルを切り返すのではない。

    ドリルは、とても有効

    ドリル1スプリットハンド
    ドリル2ハットマン
    ドリル3首根っこつかまれ
    ドリル4ボールと卵の重さを測る
    ドリル5スーツスイング
    ドリル6竹ぼうき
    ドリル7バンカー線引き
    ドリル8バケツ回し
    ドリル9超・長尺


    ドリル1スプリットハンド
    ・右折と左折の動きを覚える
    ・テコの原理:バックスイングでは右手を支点、左手を作用点にして、力点であるヘッドを持ち上げ、ダウンスイングでは左手を支点、右手を作用点にして、力点であるヘッドを振り下ろす

    ドリル2ハットマン=新井規矩雄
    ・足のツイストを体感する
    ・ツイスト:体のどこかにストッパーをかける動き
    ・バックスイングで、右折とともに、左足かかとを大きく上げ、それを下す動きでダウン

    ドリル3首根っこつかまれ
    ・インパクトの正しい姿勢を身に着ける
    ・スイング中、真上に引っ張ったテンションを維持したまま振ることでカラダの正面で打つ感覚がつかめる(ただし、下半身は先行)
    ・なお、正しくツイストできていれば、カラダの軸は、インパクトまで正面からずれない

    ドリル4ボールと卵の重さを測る
    ・力みをとる
    ・ボールの重さは卵より軽い

    ドリル5スーツスイング
    ・カラダの余分な動きを取り除く
    ・ツイスト打法は、カラダの動きは最小限で、ヘッドを最大限に加速させる打ち方
    ・スーツが破けないように打つ

    ドリル6竹ぼうき
    ・腰のツイストを覚える
    ・長くて重い竹ぼうきを振ることでダウンスイングで腰を逆方向にツイストするタイミングを計りやすい

    ドリル7バンカー線引き
    ・右折と左折の動きを極める
    ・バンカー内で、2メートルくらいの線を引き、クラブをソールして左右に連続素振りをする(+++++)
    ・下半身を固定する感覚をつかみヘッドの軌道もわかる

    ドリル8バケツ回し
    ・遠心力を体感する
    ・バケツに水を入れて左手で持ち、スイングする
    ・ドライバーを振るときも、ヘッドの底に水が溜まっているイメージで振る

    ドリル9超・長尺
    ・シャフトを寝かさない感覚をつかむ
    ・56インチのドライバーで350ヤード飛ばす
    ・長いものを振れば振っただけ感覚が磨かれるので長尺クラブを振ること自体がドリルに
    ・ルールぎりぎりの48インチに

  • 結論から言いますと、著者のやってることは、
    「下半身主導のボディーターン」です。

    どこに、どういう意識を持ってスイングするかの違いです。
    今壁に当たってる人には良いきっかけになるかもしれません。

    特にダウンでシャフトが寝てチーピンが出やすい人には効果的じゃないかと。
    私は結構参考になりました。

    ただ、運動学的にちょっと納得できない記述が多いので、評価は低めです。

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著者プロフィール

1976年岐阜県生まれ。身長166㎝・体重59㎏と小柄な体型にもかかわらず、独自に編み出した飛ばし理論「ツイスト打法」によって飛距離を100ヤード伸ばす。裕福な家庭環境でなに不自由なく育ったが、大学時代に家業が倒産。夜逃げ用にもらったボロ車で2か月間にわたり車中泊。生活費を稼ぐため、早朝の生花市場でバイトをしながら通学。その後、やむなく退学してゴルフで生計を立てると決意。しかし、当時の飛距離は220ヤードほどだったため、まったく歯が立たずまたしても挫折。この挫折を逆手にとり、「飛ばし屋になろう」と決意。岐阜の山の中で独学で試行錯誤した結果、従来の常識とは逆の動きをする「ツイスト打法」を編み出し348ヤードの記録を打ち出す。『週刊ゴルフダイジェスト』(ゴルフダイジェスト社)で連載中。所属する「ぎふ美濃ゴルフ倶楽部」で開講している『武市悦宏ゴルフアカデミー』で指導。自身の波乱の人生から「雑巾王子」というニックネームがついた。2013年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」受賞。

「2013年 『非常識ゴルフメソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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