水の記憶 (Cross novels)

著者 : 剛しいら
制作 : 雪舟 薫 
  • 笠倉出版社 (2002年10月発売)
3.49
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773002515

水の記憶 (Cross novels)の感想・レビュー・書評

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  • 2014年11月 再読

  • 美貌の臨床心理士・如月東栄は、事故で兄と友人を亡くした佐々木洸太のことを、今も弟のように気遣っている。一方、恋愛感情に疎い如月を長年想い続けていた佐々木は、二人の関係を進展させようと、就職を機に同居を持ちかけた。ストレートに注がれる佐々木の愛情に、少しずつ「恋」を理解していく如月。10年越しの恋は穏やかに進行していくように思えたが…。

  • 攻め:元患者・佐々木洸太
    受け:カウンセラー・如月東栄

    剛しいら先生初読み。

    やっと親元から独立した32歳・児童心理カウンセラーの如月は元患者の佐々木を出会った時から弟のように可愛がっていた。しかしその佐々木が就職を機に同居したいと言い出し、佐々木の自分に寄せる気持ちをどうしたらいいのかと思う。
    その頃新しいクライアントとなった高校生は二重人格に悩んでいて。


    先にCDを聴いてイマイチ理解出来なかったので原作を読みました。
    仕事の事を考えるとなにもかも忘れてしまい、元々生活能力のない如月を長年の付き合いの佐々木は分かっていて、食生活全般から落とそうと涙ぐましい努力をしたらしい。
    話は如月のクライアントの高校生が同じ高校の教師に牽かれながらそれを認めることが出来ないが故に二重人格となり、その恋愛観や自分と佐々木との関係をリンクさせながら進んでいきます。
    CDでは唐突に佐々木の求愛を受け入れ抱かれてしまう如月ですが、もちろんまだ佐々木を愛しているとは言えないまでも自分の中では許容出来る範囲である、という心情の流れを追うことが出来てスッキリしました。
    実は如月の天然さと恋愛に疎い体質、カウンセラーという独特な描写のせいか、読むのに時間がかかってしまいましたが、読み終わって何故か心に染みてきた本でした。
    これは続編があり如月と佐々木の関係が進んでいくそうなので是非続きを読みたいと思いました。

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