聖夜 (CROSS NOVELS)

著者 :
制作 : 山田 ユギ 
  • 笠倉出版社
3.59
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本棚登録 : 94
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773002591

感想・レビュー・書評

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  • 2002年に発売された旧版の方を読みました。
    新装版は挿絵が山田ユギさんからヨネダコウさんへ変わり、
    書き下ろしが追加されているそうです。

    17歳から37歳まで20年の間のことを書いたお話。
    友達以上恋人未満の17歳の別れ、
    シマが結婚間近な27歳の再会、そして一度だけの逢瀬と再びの別れ。
    そして、長く付き合ってきた内藤との別れ。

    那智はいつ幸せになるんだ…と思いながら読みました。
    内藤さんは思ったよりいい人だったので
    もう添い遂げてもいいよって気になってたのに
    お前も那智を捨てるのか、って絶望的になった。

    最後は離婚したシマと再会してやっと結ばれます。
    う~ん、感動的なのだろうけどあまり乗れず…。
    シマはずっと那智が好きだったのだろうけど、
    どうも消去法で残った結果こっちに来た感あって
    まあそれでも那智は幸せなんだろうけども…。

    一番びっくりしたのは桃子の勘の良さ。
    (怖いほど鋭いのに結局結婚してしまったのね)
    次にびっくりしたのは口絵が汁だく拘束絵。
    最初に見たからどんなエロスな小説かと思えば
    意外と純愛路線だった件。

  • 個人的に「永遠の明日」よりこっちのがよかったです。
    後半の人間らしさにちょっとじんときた。

  • 【あらすじ】17歳の時に別れて以来音信不通だった親友・アマチとの再会は、シマが胸中に封印した恋心をたやすく揺さぶり起こした。恋を無自覚なまま何度も抱きあった記憶は、10年を経ても鮮やかに存在し、会わなかった期間を取り戻したいというシマの想いは、日に日に高まっていく。しかし、既にお互い別の相手と人生を歩み始めていた二人には、捨てきれないものも多くあって―。切なく激しいアダルトラブストーリー。

    ホントなら、第1章読み終えた時点の切なさで、もたれた重みに耐えられなくて、高速斜め読みでラストまで急ぎたがるんだけど、、、第2章の内藤のイラストを見た瞬間、内藤ぜんぜんいいやつに見えて、それだけで顕著にじんわりし、少し戻って丁寧に読み直しました。
    「内藤好きを出さないよう気にかけた」とユギさんの文章がついてたけれど、ぜんぜん隠せてなくオヤジ好きがあふれてた。素敵だ。ユギさんの想いは功を奏している。
    イラストの影響力はやはり大きい。アマチの空虚なキモチを痛く感じられたもの。

    第1章のラスト、自分に正直に、からだを開く那智がとてもとても心に残りました。
    この話好き。

  • ●あらすじ●

    17歳の時に別れて以来音信不通だった親友・アマチとの再会は、シマが胸中に封印した恋心をたやすく揺さぶり起こした。恋を無自覚なまま何度も抱きあった記憶は、10年を経ても鮮やかに存在し、会わなかった期間を取り戻したいというシマの想いは、日に日に高まっていく。しかし、既にお互い別の相手と人生を歩み始めていた二人には、捨てきれないものも多くあって―。切なく激しいアダルトラブストーリー。</br><a href="http://blsenka.seesaa.net/article/11023088.html" >感想を読む</A>

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著者プロフィール

榎田尤利(えだ ゆうり)
東京都出身の小説家。 一般小説を書く時は「榎田ユウリ」名義、BL小説を書く時は「榎田尤利」名義と使い分けている。
2000年『夏の塩』でデビュー。榎田尤利名義では「魚住くん」シリーズ、「交渉人」シリーズが代表作。
榎田ユウリ名義では、2007年から始まる「宮廷神官物語」シリーズ、「カブキブ!」シリーズ、「妖琦庵夜話 」シリーズ、「死神」シリーズなどが代表作となる。

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