上海金魚 (CROSS NOVELS)

  • 笠倉出版社
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本棚登録 : 266
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773002638

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介
    しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地、上海で終わりを告げた。男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季は突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃と体を重ねてしまう。滝乃の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても、心惹かれることを止められない佑季だったが……。

  • スピンオフものを先に読んだので順番は逆だったけど、それでも十分でした。
    ひっそりと控えめな地味受けが好きなので良かったです。
    香港ではしっとりとした魅力を湛えていた受けが、日本ではメガネをかけアームカバーをして役場の片隅で仕事をしている。そんな周囲に埋没してしまうような受けを、攻めが見つけるシーンが特に好きです。夢物語みたいだったひとときの恋がにわかに現実になったみたいで。
    かわいさんはこういうのが上手いなー。でもってそういうのがご他聞にもれず好きです。

  • 静かでしっとりしてるけどすごく好きな感じ

  • 営業マンx公務員

  • 恋人の上海出張について行く為職場に初めてのウソをついてきたのに、そこで恋人がいつも言っているように家庭が崩壊しかかっているというのは違う、と気づかされる佑季。旅行の日程を短縮して帰国するという恋人だけ帰し、自分は残ることを決める。
    恋人が世話を頼んでくれた滝乃はその独特な包容力で佑季の塞いでいた気分を変えてくれ、、、。

    これと言って序盤からガツンと事件があるわけではありません。
    なのに、ものすごく作品にのめりこまされる。
    それは多分、かわい先生が書くキャラが立っていてひとつの行動にしてもセリフにしても彼らが細かく描かれているからだと思います。
    せっかく上海で仲良く慣れているのに連絡先を聞かずに分かれてしまって、どうなるの?!とドキドキしました。でも結ばれて良かった。
    Hシーンの量的には少ないですが、しっとりふたりの気持ちがでていて良かったと思います。

  • 【あらすじ】
    しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地、上海で終りを告げた。男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季は突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃と体を重ねてしまう。滝乃の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても、心惹かれることを止められない佑季だったが…。

    【感想】
    この本を読んだ後、妙に金魚が気になって、街のペットショップをちょくちょく覗いてました。リンク本は『透過性恋愛装置』。

  • 透過性恋愛装置が面白かったので購入。
    滝乃さんいい男すぎる…!素敵。

  • 話を大きく動かすというより、しっとりと丁寧に心理描写してある作品だと思います。じんわりとした読後感。

  • 透過性~を先に読んだので、このカップルの馴れ初めを知れたのはよかった。雰囲気がほのぼのしている二人。

  • じわじわと沁みてくるようなしっとりとした話。動き出したらもう終わり?という感じがしました。

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