獣人さんとお花ちゃん (Love Chucola Selection)
- 笠倉出版社 (2019年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784773072112
作品紹介・あらすじ
「…どうやって入った、人間」
獣人と人間――ふたつの種族のあいだには永遠とそびえ立つ、大きな壁がある。
偶然見つけた壁の亀裂から獣人の住処へ忍びこんでしまった花は、
迷い込んだ先で漆黒の獣人・サナティに出会い、大きな体躯に組み敷かれる。
鋭い双眸で侵入した目的を問うサナティの迫力に身震いする花。もう逃げられない――!
だけど、「侵入者」である花を捕らえるはずが、他の獣人から庇うように身を挺してくれて…?
いったい、どういうこと?
じんとあったかくて、甘くてピュア! だけどエッチ! 壮大な異種間恋愛、開幕――!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
獣人さんとのラブラブ…推せる…おおいにアリでした!
初めは興味だけで読みはじめたけど、人と獣人の世界と壁と…色々考えられて面白かったです! -
ウェブ漫画サイトで読んで気に入って紙媒体で購入。
-
エロシーン始まったところで母親登場した
-
獣人フェチだけじゃなく少女漫画ファンなら自信をもって薦められる。
遺伝子操作で生まれた獣人と人間が、巨大な壁を隔てて暮らしてる世界。
ひょんなことから獣人たちの世界に迷い込んだ花が、犬獣人のサティに助けられ交流を深めていくのだが……
とにかくヒロインが優しく逞しく明るいいい子で、サティが男気あってかっこいい!
よくある美形に変身する獣人じゃなく、毛深い犬(パッと見狼)なんだけど、ぶっきらぼうな素振りに見え隠れする不器用な優しさと、ヒロインへの一途さがたまらない。
花は施設出身の子供好きで教師をめざしてるんだけど、獣人たちの世界に教育機関を設立し、そこの先生として試行錯誤頑張る様子が本当にけなげで応援したくなる。
Hだけ、恋愛だけじゃなく、一人の人間、教師としてのヒロインの成長や教え子との交流、誠実さと確かな努力によって周囲の理解を得ていく過程が非常に読み応えある。花の生徒になる獣人の子どもたちも一人一人が可愛くて愛着がわくし、ストーリーも面白い。Hを抜けば花ゆめあたりで普通に連載できる。
ラブラブ両想いでたまにすれ違うけどやっぱりラブラブなサティと花の関係性もステキだが、タヌキ上司やクールな猫獣人の脇役に至るまで魅力的で話に厚みを与えている。
久しぶりに話の続きが気になる漫画に出会えた。
今後花が両種族の橋渡しになれるのか期待したい。