大和・赤城と日本の軍艦―大日本帝国海軍艦艇図鑑

  • 笠倉出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773085129

感想・レビュー・書評

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  • 本書は大日本帝国海軍の艦艇を学ぶには物足りないが、暇つぶしに復習するにはもってこいの情報量だ。ちなみに私はトイレでつまみ読みするためにこの本をコンビニで買った。
    本書の説明ではないが、総括としてまとめておけば、大日本帝国海軍の軍艦は本当に美しい。軍艦とはそもそも機能美と造形美を兼ね備えた技術の集約であるのだろうが、その中でも大日本帝国海軍のものは贔屓目なしで美しい。
    巡洋戦艦を改良し空母にした「赤城」、史上初で最後の戦艦空母「伊勢」「日向」(唯一になってないが・・・)、大和型から改造された空母「信濃」など、国際法、運営上、戦術上の状況の変化により、当初の目論見とは違った用途で改造された軍艦の異様さと美しさは計画通りに作られた「大鳳」などとはまったく違うものである。大和も戦闘機対策にどんどん追加されていった艤装によりどんどん美しくなっていく。
    これは、私の趣味かもしれないが、日本人の作るものは初期設計よりどんどん改良していき、ごてごてしながらも機能を備えていくところに美しさがあると思う。どこかの国が、箱だけ二束三文で買って中身を最新(?)のものに改良(?)して運営しようとしているが、なんてことはない、世界でまともに空母を建造・運営できたのはアメリカ・日本・イギリス・(フランス)ぐらいのものである。イタリアが開発したスキージャンプ式の空母はロシアあたりでは使われているようだが、まともに使用できる代物とは到底思えない。
    ドイツは大陸国家なので、空母を必要としなかったとしても、単純に考えてみれば、海洋国家というのはそんなに存在しない。日本が世界3大海軍国になったのは必然であったのも頷ける。
    そういう感覚で本書の写真を眺めれば、その異様さと美しさに胸を打たれることだろう。

  • 軍艦に興味はあるけど、何から始めたらいいか分からないという人にオススメです。多過ぎない情報量で軍艦について知ることができます。リーズナブルなのも魅力的。きっと気に入った軍艦が見つかるはずです。

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