あにだん　アニマル系男子 (クロスノベルス)

著者 : 浅見茉莉

• 笠倉出版社 (2015年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

どんなに可愛いポーズでアピールしても、無表情なツンツン飼育員・砂場を跪かせるため、パンダの蓮蓮が取った行動は-!?(『彼パン』)。カラカルのファリスはお年頃にもかかわらず発情期がまだ来ない。獣医の垣山に精通させてとおねだりするが…(『ダードリンはDr.ドS』)。ペアリングのため婿入りしてきたドイツ生まれの雪豹・ラフィー。けれど待っていたのは双子のオス朝陽と夕陽で!?(『ユキヒョウ△(さんかっけー)』)

感想・レビュー・書評

[ginpeさんの感想 · 2019年11月10日]

パンダ×飼育員
面白かったですけど、個人的にはあんまり萌えませんでした。
進化種という動物でありながら人間に変化できる種のお話。
新しく蓮蓮の飼育員になった砂場は栄えあるパンダの飼育員でありながら動物園のアイドルの蓮蓮にやたらと素っ気ない。仕事は真面目にこなしてはいるが、こんな可愛い俺様に何故デレデレしないのか！？
納得いかない蓮蓮だったが、どうやら砂場はパンダ大好きらしく…

獣医×カラカル
まだまだ全然子供扱いされてるカラカルのファリス。獣医の垣山の手で精通して、ヤルのも先生がいい！と、どんなにアピールしても全然相手にされない。あろうことか垣山はファリスの番となるメスを探しに出張してしまった！！

ユキヒョウ双子×美人ユキヒョウ
ペアリングのためドイツからやってきたラフィーはとっても美人だが、オス。武蔵野動物園の双子もオス。手違いでこんなことになったのだから、さっさとドイツへ帰りたいラフィーだったが、お互い進化種だったためになんとなくペアリングは成立してしまう。猛アピールの双子に最初は恐怖心しかなかったが…

設定はともかくとして、なぜか萌えないシリーズって感じで残念でした

[瑠果さんの感想 · 2016年2月4日]

細けぇことはいいんだよ！！的な、あんまり細かい設定と気にしない向けな本かな。気軽に読めるもふもふ本。

[banri08さんの感想 · 2015年11月4日]

みずかねさんのパンダに惹かれ久しぶりの浅見さん。
夜だけ人型になる進化種、彼らがいる動物園を舞台に3CPのオムニバス。
園のアイドルパンダ✕ツンデレ飼育員、180を超える細マッチョのイケメンにパンダ耳♡
ドS獣医✕カラカル、彼らのSMプレイはあまり興味はないけど(笑) カラカルにはとても興味を惹かれたわ。
最後は双子のユキヒョウ✕ドイツから来たユキヒョウの3P。
短編なので軽く進んでいくなぁという感じでしたが明るい雰囲気の展開なのでなんも考えずにもふもふを楽しめましたｗ
みずかねさんの麗しいイラストも堪能♪

[touhaさんの感想 · 2015年3月7日]

★3.8
表紙のパンダでやられた！面白かった〜！一体どんな話なのかと思ったら、進化種という特殊な生態設定！しかも♂同士でも妊娠可能とかなんでもありな感じ（笑）そして赤ちゃんは一体どこからどうやって産まれたのかは謎のまま（笑）でもそれぞれの赤ちゃん可愛かったから別にいいw3カプの話がバランスよく纏まって、タイプの違う3作品読めたのも楽しかった♪何より、みずかねりょうさんのイラストがもう素敵すぎる！動物と幼児の可愛さったらない！