- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773087796
感想・レビュー・書評
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なんで購入したのかわからないのですが、部屋に積読してあり、このご時世で暇だったので読みました。
なんで積読したのでしょうか。
面白かったです。
新書というのは結構とっつきにくいため、ため込んでしまうケースが多いのですが、読みごたえがあって面白い本が多いような気がいたします。今回もそのケース。
正直、表紙だけ見たら軽い恋愛話ということで遠ざける作品。表紙、変えた方がいいと思います。絵描きが悪いのではなくて、デザインがよくない、きっと。もっと重たいような…。
小説自体も、恋愛が重たくて結構拗れた佳明と、純粋ピュアな遥斗のふたり。過去のこともドラマチックに綺麗に描かれていて、とても惹かれていく展開で面白かったです。 -
攻め:橘高佳明
受け:平井遥斗
異動したアルバイト先のカフェで出逢った年上の橘高に付き合って欲しいと言われ幸せな日々を過ごす遥斗。引っ込み思案な遥斗は橘高にもう少し自己主張をするようにと言われそれすらも嬉しい。
だが橘高は遥斗に瓜二つの昔の恋人の面影を追っていて、、、。
昔の恋人の事を知った時にもう一波乱あるかな?と思いきや、そういうドロドロには突入せず、素直に自分の気持ちを語る攻め、そしてそれを素直に聞く受け。そこがうえだ先生ぽく、優しくて素直な登場人物たちだなぁと思いました。
物語的にはもう一波乱あればグッと重みはましたのだろうと思うけど、あえてそこまでドロドロにせず、あっさり二人が気持ちを通いあわせる事が出来て良かったなと思います。 -
うえださんを読むのはこれで3冊目。これが一番感情移入できて良かったです。ただ薄味なのは変わらずで、ちょっとしたエピと告白だけでハッピーエンドというのは、サラッとしすぎなような気も。収録のSSももっと甘さがあればなあという感じ。でも総じて心理描写も丁寧で好感が持てました。
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設定も展開もよくある感じですがいいお話でした。
うえだ真由の作品





