鬼の棲処 (クロスノベルス)

著者 :
制作 : コウキ。 
  • 笠倉出版社
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本棚登録 : 49
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773088359

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから、人外ものの鬼の怖い系の話かと思っていましたが、赤い髪の民の中に産まれた黒髪の主人公と、異国の地の金色に輝く髪の王子とのちょっとすれ違いっぽい恋愛話でした。
    まさかの離れた土地から双眼鏡で見られていておまけに恋愛感情まで持たれていたというオチは、えーっ、と驚かされるばかりでした。純愛ですよね。そして送り続けていた瓶の手紙も想い人の手元に渡っていたとはロマンチックですよね。そしてそして、宝物扱いにしてくれていたとは嬉しいじゃないですか。
    まぁ二人の気持ちにすれ違いか生じてしまいましたが、産まれた土地も違うしましてや身分差もあるのですからそれは仕方ない。
    第二王子が損しただけかな。二人の善き理解者となってくれて良かったです。
    真面目な話、長湯してばかりいるのが心配してしまいました。

    2010年雑誌リンクス10月号掲載。大幅加筆修正。

  • 第一王子×黒鬼と呼ばれて忌避されていた子

    とても好きな設定だったのでウキウキ読みましたw
    少々、残念だったのが起承転結の転にあたる部分が何故かダイジェストみたいだった事でしょうか…なぜ?!

  • 前半の展開で「黒鬼」の住む世界に引き込まれる。
    あえて固有名詞の出てこないおとぎの世界。
    地角の衆生も好きだけど、この世界も好きだな。

  • 島で髪色だけで人として扱われない黒鬼と、海向こうの國の兄王子。いきなり國が島に攻め込んできて、黒鬼が連れていかれてしまうんだけど、全部読んだら納得。兄王子、一途で不器用すぎるよね…。そして黒鬼も出自が…身分が…恋人のフリ…と思いながらも王子に惹かれて、健気でかわいい。イラストも可愛かったし。
    村で唯一黒鬼を構っていた村長の息子が切なすぎるので救ってあげて欲しいです。焼けた黒鬼の家にずっと花を備えたりとか、ぜったい好きだったんじゃん!立場的に仲良くしたり皆から守ったり表立ってできなかっただろうけど、多分出来るだけのことはしてたんだよね。夜からの手紙が届くといいなぁ。彼も幸せにしてあげてほしいです。
    おとぎ話の読後感でした。

  • 主人公以外名前が出てこないんですけど、違和感を覚えることなく読めました。夜が健気でいいです。

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