狐宝 授かりました (CROSS NOVELS)

著者 :
  • 笠倉出版社
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本棚登録 : 64
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773088762

感想・レビュー・書評

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  • 和喜は両親と祖父母を亡くしているので、家族が出来て良かった。
    イラストのお祖父様がかっこよかった。
    ジャムパンマンとズキンちゃんはともかく、カンパンマンとザッキンマンに笑った。

  • 愛を知らない妖狐の千寿
    ひとりぼっちで懸命に生きる和喜

    子作り目的で借り腹認識の千寿は和喜と簡単に関係を持ち、和喜はめでたく懐妊する
    そんな二人が一緒に生活しながら恋をするハートフルなお話です

    どんどんラブラブになる千寿と和喜が面白く、子育てにあたふたする二人が可愛い
    祖父、百王丸がシブメンで萌えますw

    力関係が名前で表現されてるのも分かりやすく良かったです

  • 可愛かったね。
    出会いから妊娠までをメインにたっぷり描かれていて、とても読みやすくふんわりまとまっているお話でした。
    続編は最初から決まってたんじゃないかな、たぶん。
    そういう点も含めてとても楽しく読了しました。

  • 初読み作家さん。
    読みやすく、ストーリーも穏やかな感じで面白かった。

    何かに『がっつり妊娠と子育ての話し』とあったけど、うん、確かに。
    タイトルから妊娠するのは分かるけど、結構すぐにそうなって子育て期間に突入。
    受けが、子どもが出来たから優しくしてくれるんだと不安になるのも分かる。
    もともと攻めは子作りのために人間界で過ごしてる訳だから、自分ともそのための関係だと勘違いしちゃうし。
    ただ、妊娠後は2人の生活がメインになってくるからそこまで大きな事件もなく穏やかに進んでいく。
    出産後は三つ子ちゃんに振り回されて2人の時間が取れずもんもんとする千寿。こうゆう千寿がもんもんとする感じをもう少し読みたかったかも。

    千寿のその時の感情に合わせた獣耳と尻尾の動きがもふもふ感なのかな。
    私たぶんそこまでもふもふ感は萌えポイントではないみたい。可愛らしくて嫌いではないけど。

  • 可愛いお話。受からの好意の視線に、徐々に気になっていたという攻の告白に萌え。ただ孕んでから特に大きな事件がないのが気になったといえば気になった。文庫だったらそうでもなかったけどノベルスだから余計に。子供可愛いし受も可愛い。攻もかっこよくて○だけど、もうひとつ大きなものが欲しかったかな。

  • 最近妖狐モノばっかり読んでますが何でだろうw好きな作家さんが流行にのって一斉に出したせいなのか。オススメされる履歴にこういうの好きでしょ?読みなよってオススメされているのかw

    妖怪モノといっても他のものとは趣向が違って、妖狐の子供妊娠しちゃったどうしよう!というのがメインのお話です。一夜限り(といっても好意あり)の相手だと思っている訳ですから、すれ違い&寿命や子供を取られてしまう恐怖など切ない気持ちになれる作品でした。
    小狐達が可愛いので子育て編があれば読んでみたいですね!

  • 妖狐一族の総領息子・千寿×天涯孤独の大学生・和喜。
    おもしろかったです。千寿の考えがなかなか見えづらいので、最初は和喜も妊娠したから大事にしてくれてると思ってて切ないんですが、だんだんそれだけじゃなく、千寿も和喜と離れがたく思うようになっていく。ふたりの気持ちが重なりあっていくような展開がよかったです。
    千寿のお祖父様のキャラが楽しかった。あと傀儡たちも動きが可愛らしい。

  • きゅんきゅん。ケモ耳ラブ

  • 話としてはまあまあ。
    だけどBLとしての萌はなかったなあ。
    タイトルからもふもふの狐だし、子供が生まれるのはわかってる。
    それはそれで好きな設定ではあるんだけど、ちょっと違う。
    男しかいない妖狐が子供をなす為だけに人間社会にいて、子作りする。
    相手が女だと気づかないうちに子供が生まれて、赤ちゃん連れて自分達の世界へ。
    ごく稀に男でも妊娠するんだけど、女と違って気がたくさん必要となり、さらに生まれるのと引き換えに、的なオチ。
    後半、最後近くにラブは感じられたけど、終始ストーリーのメインは妊娠のこと。サクッとは読めるんだけどね。
    わりと好きな作家さんだけど、この話はちょっと残念でした。

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著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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