僕の悪魔-ディアブロ-(クロスノベルス) (CROSS NOVELS)

著者 :
  • 笠倉出版社
4.02
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本棚登録 : 132
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773099744

作品紹介・あらすじ

目覚めたらそこは、見知らぬ異国の地だった。憶えているのは、義父と飛行機に乗ったことだけ。異国の言葉で話しかけてくる美しい男・クラウディオに、里玖は心を奪われる。温かで強引な彼の家族にもてなされ、愛情に飢えていた里玖は束の間の幸せに浸る。次第にクラウディオに惹かれていた里玖はある日、彼を想いながらした自慰で達してしまう。彼を穢したことに落ち込む里玖。だが、クラウディオがマフィアのドンで、自分は取引の為の生け贄だと知り-。

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    目覚めたらそこは、見知らぬ異国の地だった。憶えているのは、義父と飛行機に乗ったことだけ。異国の言葉で話しかけてくる美しい男・クラウディオに、里玖(りく)は心を奪われる。温かで強引な彼の家族にもてなされ、愛情に飢えていた里玖は束の間の幸せに浸る。次第にクラウディオに惹かれていた里玖はある日、彼を想いながらした自慰で達してしまう。彼を穢したことに落ち込む里玖。だが、クラウディオがマフィアのドンで、自分は取引の為の生け贄だと知り!?

    ***

    良い!凄く良い!時間を忘れて読み耽ってしまいました!
    ショタ好きには堪らない作品だと思います(一応、17歳ですが…)
    とにかくクラウディオ(攻)が半端なく格好良いです。
    紳士的に見えてもマフィアのドンらしい冷徹な一面を持ち合わせているというギャップがまた堪らないっ…!
    「Don't cry angel」からのキスに萌えた…震えるほど萌えた…!

    里玖も里玖で本当に天使のように可愛くて…。
    ただ、里玖の過去がちょっと悲惨で読んでいて何度もウルッと来てしまいました。
    ひたむきにクラウディオの事を想う里玖と、そんな里玖の気持ちに気付きながらも取引に利用しようとするクラウディオ。
    里玖がどこまでも健気で心優しいだけにもう切なくて切なくて…。
    早くクラウディオに振り向いて欲しくて仕方無かったです。

    それと言葉が全く通じないっていうのも新鮮で面白かったです。
    外人×日本人という組み合わせは多いと思いますが、今まで読んで来た小説で言えば基本的にどちらかが一方の国の言葉を理解しているという方が多かったので…。
    内容的にはマフィアというだけあり割と血腥いシーンも多く、マウロが死んでしまったシーンは結構ショックを受けたりもしましたがそれを上回る勢いでそこかしこに萌えが散らばっているので読んでいて辛いと思う事はあまりありませんでした。
    まぁ、クラウディオとくっ付くまでは結構切なめですが…。

    続編である『憂える天使~アンジェロ~』も一緒に購入したので次はそちらを読みたいと思います!

  • 言葉が通じないからこそ生じる〝すれ違い〟がもどかしくて、焦れったくて、切ない…けど萌える!
    最高のすれ違いBLでした。

    可哀想で健気なリク(受)が愛おしくて仕方ない!
    虐待により成長が止まってしまい、実年齢17歳の割に言動が幼くて、12歳前後の〝合法ショタ〟な印象です。

    敵対するマフィアへの交渉材料として利用しようと考えていたクラウディオも、リクの健気さに絆されてしまう変化が堪りません……!
    情が湧かないよう一線を引いていたのに、自分を犠牲にしてファミリーを守ろうとするリクの姿にノックアウト!

    そりゃ、非力でか弱い癖に全身全霊で自分を守ろうとする健気な生き物とか、可愛くて仕方ないよね……!!と、メロメロになっちゃうクラウディオに激しく同意でした。

    2人のカタコトの英語でのやり取りが微笑ましくも焦れったくて、本当に伝えたい事が上手く伝わらないもどかしさ……
    更には言葉の壁だけではなく、マフィアの若きドンと虐待の末に売り飛ばされた少年という、立場の違いからも徐々にすれ違っていく2人に、切なさMAXで悶えました。

    裏社会の血生臭いシーンもありますが、ファミリーの仲間達は本当に優しい人ばかりで、傷ついたリクの全てを受け入れてくれる無償の愛情に癒されます。

    電子書籍だとイラストは表紙のみで挿絵無し。
    書籍でも欲しいので、是非とも新装版をお願いします!

  • マフィアのドン×義父の取引材料にされた日本の少年

  • マフィアのドン・クラウディオ×取引のために連れて来られた少年・里玖。
    とっても私好みで切なくて萌えました!
    ほとんど言葉が通じないっていう状況も新鮮でもどかしさに拍車をかけていてよかったです。ふたりの噛み合っていない会話がもう…!
    里玖のクラウディオを一途に慕う健気さがとてもいじらしかった。そして諦念がとても切なかった。ロベルトと話しているときの里玖がとても切なくて胸を衝かれました。
    クラウディオは普段は優しくて紳士だけど、マフィアのドンらしい冷酷さも見える。里玖に少しずつ心動かされている様子は見て取れるんだけどなかなかはっきりしなくてとてももどかしかったです。
    穂波さんのイラストもとっても素敵でした。

  • こういう展開は好き。りくがもうすこし年相応に男らしかったらなお良かったかな。

  • 主人公が女々しすぎる!!

  • 直接的な暴力シーンは無いものの、いろいろと
    トラウマ級にひり痛・・

  • 囚われたのは……私なのか?

    目覚めたらそこは、見知らぬ異国の地だった。憶えているのは、義父と飛行機に乗ったことだけ。異国の言葉で話しかけてくる美しい男・クラウディオに、里玖(りく)は心を奪われる。温かで強引な彼の家族にもてなされ、愛情に飢えていた里玖は束の間の幸せに浸る。次第にクラウディオに惹かれていた里玖はある日、彼を想いながらした自慰で達してしまう。彼を穢したことに落ち込む里玖。だが、クラウディオがマフィアのドンで、自分は取引の為の生け贄だと知り!?

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