神の刻印 下

  • 凱風社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773620092

感想・レビュー・書評

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  • (上巻より続く)

    といっても、
    「テンプル騎士団が失われた聖櫃を追ってエチオピアに来た」とか
    「現在聖櫃はエチオピアにある」といった仮説の科学的証拠は何もなく、
    また、オベリスクを建設し、城壁を打ちこわし、不信心の輩を殺しつくす聖櫃がなんだったかも明らかにならず、
    ミステリーとしても完結していないが。

    個人的には、
    聖書における聖櫃の記述の変化や当時の社会情勢から、
    アークが失われた時期を特定する推理や、
    エチオピアでのユダヤ教が古い形態を残していた等のことから、
    エチオピアに流入してきた時期やルートを特定する推理が、納得できる部分もあり、興味深かった。

    エチオピアやイスラエルの政情が安定して、
    考古学的調査が可能になることを望む。

  • グラハム・ハンコック。歴史家でもないのに、歴史ノンフィクションを数多く出してますね。神の刻印は、ノアの箱舟「アーク」を求める、ハンコックの旅です。初読の人には、少し難しい内容です。

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著者プロフィール

イギリス出身。元『エコノミスト』特派員。国際的なノンフィクション・ベストセラーの著者。主な著書は『神々の指紋』、『創世の守護神』、『神々の世界』(共に小学館文庫)、『天の鏡』(翔泳社)、『異次元の刻印』(バジリコ)、『神々の魔術』(KADOKAWA)など。冒険小説には『リアとレオーニ・時空を超えた姉妹』(講談社)、『WAR GOD』がある。彼の著作は30ヶ国語以上で翻訳され、世界中で700万部以上売れている。有名なテレビ・シリーズ『Quest for the Lost Civilization and Flooded Kingdoms of the Ice Age』をはじめ公開講演、ラジオ・テレビ出演も多数。WEBでも数千万人の視聴者を捉え存在感を示している。また、型にとらわれない思想家として知られるハンコックは、人類の過去や私たちの現在の苦境について、共感を呼ぶ疑問を投げかけている。

「2020年 『人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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