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- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773620092
感想・レビュー・書評
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(上巻より続く)
といっても、
「テンプル騎士団が失われた聖櫃を追ってエチオピアに来た」とか
「現在聖櫃はエチオピアにある」といった仮説の科学的証拠は何もなく、
また、オベリスクを建設し、城壁を打ちこわし、不信心の輩を殺しつくす聖櫃がなんだったかも明らかにならず、
ミステリーとしても完結していないが。
個人的には、
聖書における聖櫃の記述の変化や当時の社会情勢から、
アークが失われた時期を特定する推理や、
エチオピアでのユダヤ教が古い形態を残していた等のことから、
エチオピアに流入してきた時期やルートを特定する推理が、納得できる部分もあり、興味深かった。
エチオピアやイスラエルの政情が安定して、
考古学的調査が可能になることを望む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グラハム・ハンコック。歴史家でもないのに、歴史ノンフィクションを数多く出してますね。神の刻印は、ノアの箱舟「アーク」を求める、ハンコックの旅です。初読の人には、少し難しい内容です。
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