- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774111421
作品紹介・あらすじ
どうしてポインタのところでわからなくなっちゃうんだろう?なぜCのポインタはこれほどまでに難しいといわれてしまうのか-その理由は、Cの宣言まわりの混乱した文法と、ポインタと配列の間の妙な交換性にあった。
感想・レビュー・書評
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駆け出しプログラマだった頃に読んだ本で、ビギナーには難しいと言われるポインタが良く理解できた。これで理解できなければ、C言語は諦めた方が良いと思う。
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昔は「ポインタのポインタ」とか言われると「???」の時期もあったが、少しわかってきたころに、もうC言語は使わなくなっていた。
何かをCでやってみたいが… -
C言語のポインタについて詳しく説明している本。
本文から筆者のC言語のポインタに対する言葉を読み取ることが出来る。
正直、私がこの本を読み始めたときは本の内容がほとんど理解できなかった。
しかし、ある程度ポインタを使うようになりだしてくると、この本に書かれていることがいかによいポインタの使いかたかがわかるようになってきた。
ポインタの扱いは最初はよくわからないと思うが、この本を読むことによりそれがはっきりとするのではないだろうか。
難易度としては初級~中級くらいだろうか。 -
悪名高いCのポインタまわりの構文を、わかりやすく解説した本。
これを読んだのは、大学1年か2年のころ。
それ以前にもCは使っていたし、ポインタも普通に使っていたのだが、
「いまいち腑に落ちない」ところが残っていた。その喉にひっかかった小骨のような部分を
見事に取り除いてくれたのが、この本である。
Webにあった記事を本にまとめたもの。
元記事を今でも筆者のサイトで読むことができるのは良心的。 -
C言語ユーザの必読書.ポインタに関する理解が深まります.
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C言語で文法的にも概念的にも理解に苦労するのが、ポインタと配列。ポインタはC言語を非常にパワフルにしていると同時に、バグの温床として悩みの種でもある。しかしプログラムがメモリをどのように利用しているかを理解するためには避けて通れない。一方で配列は、Fortranに慣れていると、考え方の違いに混乱してしまう。
C言語は、現場の人間が自らの必要に応じて開発した言語であり、その結果混乱を招くような文法が随所に残ってしまった。ポインタはその最たるものであり、それがポインタ理解の障害になっている。この本はそれを認めるところから出発して、ポインタがどのように動作するものかを徹底的に解説している。
ポインタと配列についてわからなくなる度に読み返している。K&Rとこの本を読めば、C言語の勘所は押さえられるのではないかと思われる。 -
C言語...初歩的なことはできてたけど結局ポインタとはなんぞやということで読んでみた。
pythonとか動かしてるとあまりメモリとかアドレスのこと意識することがない⁈が、C言語はその辺りのハード的要素を意識せざるを得ない感じ⁈がたまらん笑
この本で1番印象に残ったところは優秀なプログラマーは面倒くさいことをいかに手作業じゃなく自動で行うかを考えられるということ。
怠けることがプログラマー、ひいては人間の本質なのだ。 -
ポインタについては何となく理解はできていたものの、理解のあいまいな部分も多々あり、読んでみることにしました。口語的な語り口調が非常に読みやすく、好感を持てました!また、型宣言は英語で理解する、という部分は、目から鱗でした!!また時間が経って、忘れかけたときに再読したいと思いました。