着物でお出かけ十二ヶ月 ~コーディネート四季暦

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  • 技術評論社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774126319

感想・レビュー・書評

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  • 私の好みのコーデとはちょっと違ったけれど、こういうのもありかと楽しめた。月々の、別称(?)が知らない言葉ばかりでへーって感じだった。でも何気に一番気になったのは、6月のところの「あじさいの花」。"夏至の夜に、あじさいの花を電灯に吊るすと、その年はおこづかいに困らない、というおもじないがある。"知ってたら子どものころにやってたのに!

  • 絵がかわいい!風流!やっぱ着物はいいですねえ。どんな服より気品があっておしゃれだーこれぞ日本の心!着物きたいと思える一冊でした。

  • 最近「着物」に興味がわき読んでみました。
    この著者のものは初めてかとおもいきや、『わたしも四国のお遍路さん』を読んでいました。同じ人が書いたと知ってびっくりです。
    『わたしも四国のお遍路さん』も面白かったけど、この本もイラストがふんだんにあり(殆どイラスト?)、ひと月ごとの歳時記、動植物、小物見ていて飽きません。
    着物を日常生活に活用出来たらもっと人生にふくらみが出るんでしょうが、なかなかねぇ… 見て楽しむだけにしておきます。

  • タイトル通り、月ごとの着物の着こなしや楽しみ方が紹介されていてる。文章とイラストのバランスがよく、着物のことを考えてわくわくします。嫌味のないさわやかさと遊び心のある一冊。好奇心を刺激されました。もっと毎日が楽しく、日本人でよかった、て思える日々を過ごせそう。

  • イラストが平面的で、模様を堪能できて満足。

  • 紹介されている切り絵の着物姿がとても古風で、いなせでよかった。
    こんな着物だったら普段に着たいなと思うものがたくさんで、参考になりました。

    図書館で借りたけれど、一冊自分用に買ってみようと思いました。

  • 近所の氏神さまへ初詣へは鴇色の飛び柄小紋に白地の相楽刺繍袋帯、豆捲きへは近茶の市松紬に横縞の半幅帯で、寄席へ紺地綿絣に赤色の献上帯で…などなど。一年間のお出掛け場所とそのコーディネート例をほっこり素敵なイラストで紹介している一冊。
    素朴なイラストに物欲掻き立てられるー!
    そしてお出掛けしたくなります。

    無地紬って地味なイメージがあったのだけど、一着あると良さそうだなぁと欲しくなりました。

  • 着物は季節の移り変わりと密接したものなのだなぁと改めて思いました。

  • この人のファンになったので、購入したのだが、まだ読んでいない。これからが楽しみ。

  • -お庭を見に行くには江戸小紋、夏の縁日に浴衣で出かける、月見句会に縞木綿-

    季節ごとの行事をそれにふさわしい装いが、小物にいたるまで提案されていて、いまどきのファッションセンスも持ち合わせたお婆ちゃんがいるみたい。「季節感」という日本ならではお洒落の喜びを思い出し、心豊かになります。

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著者プロフィール

1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、歳時記についてのイラストとエッセイの作品が多数ある。
著書に『五十八歳、山の家で猫と暮らす』『わたしはドレミ』(亜紀書房)、『にっぽんの歳時記ずかん』(幻冬舎)、『手づくり二十四節気』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『草木愛しや 花の折々』(三月書房)、『こんな、季節の味ばなし』(天夢人)、『きょうはなんの記念日? 366日じてん』(偕成社)、『あのころ、うちのテレビは白黒だった』(海竜社)、『庭のない園芸家』(晶文社)、『平野恵理子の身辺雑貨』(中央公論新社)、『私の東京散歩術』『散歩の気分で山歩き』(山と溪谷社)、『きもの、着ようよ!』(筑摩書房)など、絵本・児童書に『ごはん』『おひなまつりのちらしずし』(福音館書店)、『和菓子の絵本』(あすなろ書房)など、共著に『料理図鑑』『生活図鑑』(越智登代子、福音館書店)、『イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑』(澤宮優、角川ソフィア文庫)など多数がある。

「2023年 『六十一歳、免許をとって山暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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