ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002)
- 技術評論社 (2006年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774126531
作品紹介・あらすじ
実力をつけて伸びていく人と、素質に恵まれながら伸び悩む人の違いはどこにあるのか?学歴とソフトウェア開発の関係は?開発者やコンサルタントとして多くの技術者と接してきた著者が、伸びる人・伸びない人の特徴を分析し、ソフトウェア開発者として成功するための条件を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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タイトルの通り、「伸びる人伸びない人」をよく分析している本。
本書では「伸びる人伸びない人」はその人の資質であったり意識の問題であると述べられている。使命感、責任感、プロ意識を見つめ直すきっかけになる。
「仕事は楽しいですか?」「この仕事を選んでよかったと思いますか?」という問いに二つ返事で「はい」と言えるような人生を歩んでいきたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人
オブジェクト指向の普及活動などを行っている荒井玲子 氏の著書です。
研修の講師などの経験で得た、伸びる人、伸びない人をまとめた本になります。
【本書で学べること・考えること】
- 伸びない人の特徴
- 伸びる人の特徴
- 幸せになれない人の特徴
- 幸せになれる人の特徴
読んでみての感想です。
ソフトウェア開発でとありますが、ソフトウェア開発に限らない話です。
当たり前のことが書いてあります。
読んで、思い当たる節があるなら早めに改善した方が良いです。 -
会社の同僚に借りて読みました。
他の方のレビューをみると、
・すげくいい
って書いてある人と、
・どっかで読んだ当たり前のコト、正論がかいてある
っていう大きく 2種類の評価にわかれるようですが、私としては後者に近いかな(ただし、だからといって評価が低いわけではありません)。
ボリューム的にも直ぐに読める分量で、たしカニー、と頷かせる箇所が少なからずあるのは、著者の筆力だと感じます。
ところどころ、自分の考えとは違うところもありましたが、総じて、いつも何となく感じていることを、うまく文章化してあって、好感。
まぁ、この時期、新人さんに読んで貰うのも手かナ。 -
ソフトウェアエンジニアには、プログラミング能力以外にも必要なスキルはたくさんある。一昔前のソフト屋さんにはコンピュータを操作するのは得意だが人と接するのは苦手という人が多かったようだが、それではよいソフトウェアは創れない。
本書では、ソフトウェア開発を行う上で必要なコンピュータ関連技術以外のスキルについて取り上げている。ソフトウェアエンジニア以外にも当てはまることは多い。 -
若手エンジニアにお勧め。ソフトウエアエンジニアでなくても参考になります。要約すると「あなたが馬鹿なのはあなたの責任です。なぜ何年間も働いているのに素人同然な知識しかないのでしょうか。その原因を探し(この本がいろいろなチェックリストを提供してくれます)、改善していきましょう」。
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SEとしてあるべき姿が書いてある本。
といっても、超基礎だけど。
だからこそ重要なんだよね、きっと。
これに書いてあることをベースにして、自分で掘り下げて考える。
それができれば、きっとこの本は凄く意味のあるものになる。 -
・その行為の目的を意識しないと「ソフトウェア作業者」になる。
・分からない事、できない事をしっかり伝える。
・普段の習慣で継続的な学習、好奇心を保つ。
・暗黙の期待はストレスの元。
・「仕事」と「人間」を区別する。(レビューで修正点が出ても落ち込まない。人格を否定されている訳ではないので、伸びる人は有難いと思う。)
・その延長で「仕事」、「会社」「個人」を区別する。仕事でダメな事があっても自分の全てがダメだと思わない。
・「楽しい仕事」と「仕事を楽しくする」の違い。 -
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「わからない」とはっきり言える人。になる。
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読んでて何度もため息が出た。「なんでこの著者はこうもステレオタイプで人を区別してこっちは◎、こっちは❌と決めつけるのだろう。」「この人の頭の中にはグレーゾーンといったものがないのだろうか。」といったふうに。更に読み進めると著者自身のやっていることが、「それ、さっきあなたが❌っていってたことじゃない?」とツッコミどころ満載だった。
ただし、著者の主張することにはほぼ賛成です。◎な人、❌な人の括り方を除いては・・・・。
正直、この著者の下では仕事はしたくないなと思うし、自分が経営者だったらこの著者には社員の教育係りは任せたくないなと思う。チョット頭が固過ぎるし、この著者のもの言いだと伸びる前に排除されてしまう人が結構出るような気がする。まあ、そういう人は著者にとっては「伸びない人」なんだろうけれど。
こんなことを考えるのは自分がこの著者の目に叶う◎な人ではないからだろうか。
他の人の評価はみんな高いんだよな。自分はどこか歪んだ読み方をしているんだろうか。