- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774134543
感想・レビュー・書評
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『ソフトウェア・テストPRESS』Vol.1~4と『エンジニアマインド』Vol.5の掲載記事からソフトウェアテストに関する入門的な記事を再編集した本です。
にしさんによる「刊行に寄せて」と、各記事の時候の挨拶等の省略および誤字脱字の修正と、著者紹介のところにオススメ本が掲載されている他は(つまり内容は)雑誌掲載記事とほぼ同じものですので雑誌を全て持っているという人は買わなくていいかもしれませんが、買って後輩にプレゼントしたら喜ばれるかもしれません。
Vol.2に掲載された直交表の記事も採録いただきました。←「HAYST本より分かりやすいです」というコメントを何度もいただいているやつです。
上で、「後輩にプレゼントしたら」と書きましたが、まさに10人の先輩が後輩に自分が大切と思ったノウハウを惜しみなく伝えている、そんな本です。 それぞれの記事に熱気があってヨイです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近、ソフトウェアテストをもっと勉強したほうがいいのだろうなと思ったので読んでみた。
ちょっと教科書的ではあったけど、入門書ということでうまくまとまっていたように思う。2008年発売と少し前の本ではあるけど、ソフトウェアテストの考えというのは長いこと変わっていないのだろうなと思う(AI製品のテストはまた別だけど)。
変異テスティング(ミューテーションテスト)というのは初めて聞いたのだけど、入力不可能データで試すユニットテストみたいな感じなのだろうか。労力かけるテストじゃなさそうだし、あまり気にしなくていいのかな。
ユニットテスト(単体テスト)については、やっぱり重要でおざなりにしちゃいけないのだろうなと思う。今やっているプロジェクトではようやくテストコードも書くようになったけど、テストコードが書けるようにプログラムのコードも書かないといけないので、そこがなかなか難しかったりする。
後、2001年9月9日問題というのを初めて知った。調べたらUNIXタイムが9桁から10桁になる際の問題だそう。2038年問題もいろいろ気を付けなきゃいけないのだろうな。
直交表については、なんとなく聞いたことあるけど、もう少し簡単にできないものかなと思う。直交表を簡単に作れるツールとかありそうだし、少し探してみようかな(Excelだけだと難しいような気がする)。
似たようなのにデシジョンテーブルというのもあるけど、こちらのほうが分かりやすいのかな。もう少し調べてみたいと思った。
どちらにしろ、境界値や同値分割を意識したテストをしていくようにしたいと思う。
マインドマップについては、そういや一時期よくツールで使ったことあるけど、最近は全然使ってないなと思った。また使ってみたら新しい発見があるだろうか。
なお、人付き合いが苦手な人は、テストエンジニアに向いていないとのこと。ということは自分には向いていないのだろうなと思った。 -
今回はじめてソフトウェアテストの本を読んでみたが,そんな私でもわかりやすくて良い本だった.
もちろんこの本だけで全てをカバーできるような内容ではないが,ソフトウェアテストの概念や全体の構成などがわかりやすく,また理論だけではなく三色ボールペンの上手く使うやり方や,マインドマップによるテスト設計は,そういう使いかたもあるのか!と参考になった.
最後に書かれているテストエンジニアのキャリアパスも,ソフトウェアテストの現状や将来性を知るためにも参考になった.
ソフトウェアテストについて,全体的な構成などを知りたい人にはかなりお薦めできる本だと思います. -
雑誌のコラムをまとめた本、各章ごとに筆者が異なっているため、書き方によってどういったアプリケーションを作ってきたのかが伝わってくる。そういったものから、テスト計画の雰囲気を感じることができた。
巻末のテストのコミュニティ紹介が地味に有難かった。 -
ソフトウェアテストPRESS と エンジニアマインドの雑誌記事をいくつかまとめた本になっていて、結果的にほとんど全部一回は読んだ筈のものだった。
なので、斜め読みでざっと読んだ感じ。
このくらいの内容は、テストエンジニア以外の人も読んでおくといいかな。 -
各説明が浅くて、概要をつかむ内容だけで、あまり参考にならなかった。
初心者が、まとまった情報を読むのは良いが、
わざわざ購入してまで読むほどまで深くは無い。
もう少し1つ1つを具体的にどのような内容を記述すべきか踏み込んでほしい。
Part3の直交表の作り方は、細かく書かれており参考になった。
Part4のテスト設計は、コレを期待して購入したが例が1つしかなく、コレを読んでも実戦で行うのは難しいです。 -
テスト計画書からレポート作成まで。
基礎を学ばずになんとなく行ってきたことを、きちんと知ることができた。
ただもっと詳しい内容も知りたい。 -
ソフトウェアのテストについて、入門書として最適な一冊。IEEE829、SWEBOKなど標準をできる限り参考にするよう形で書かれている。直交法を用いたデータパターンの洗い出し方や、テストドキュメントのレビューの仕方が詳細なのが特徴だ。
とはいえ書かれているのは基本的に単体テストレベルの話。個人的には単体テストより後の、モジュールが多数かかわってきたり、実際のユーザ、外部システムなど関わる人が増えてきたほうが計画・実施において悩むことが多いのだが。ソフトウェアテストというと、技術や技法の解説として単体テストレベルの話が多くなのは仕方ないことだろうか。 -
テストって何すればいいの?という人には指針としておすすめ。
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☆$$つまらない。この手のテスト本はどれも書いてあること一緒。$$僕の現場では、使えない。
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品質管理をする人間なら一回は読んでほしい本です
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ソフトウェアテストについて要点がまとめられていて、理解しやすい。
考え方やコツといった部分に重点がおかれていて入門者にはとっつきやすいと思います。 -
初心者が知ったかぶるには危ういレベルの内容しか書いていないようだ。
むしろある程度ソフトウェアテストの経験がある人が知識をまとめる目的で一読することに意味があるような内容だと感じた。 -
入門書としてよくできており「とりあえずやってみる」ことができる。
あとは経験と情報の更新で何とかなるかも。 -
主にソフトウェア・テストPRESSのVol.1からVol.4までに掲載された記事から選りすぐりを1冊にまとめたもの。基本的にはいろいろな雑誌記事を元に構成されているため、書籍1冊として体系的な読み物になっているかというとそうではないですが、どれもためになる記事なのでご一読することをお勧めします。
たとえば、最近ソフトウェアテストの勉強を始めたのでソフトウェア・テストPRESSを購読し始めたような方は、バックナンバーを全部そろえるのは金銭的に厳しいものがありますので、とりあえずこの書籍をかっておくとよいかもしれません。
または、雑誌5冊を置いておくには場所をとるので、既にソフトウェア・テストPRESSを持っているけれども会社用に1冊なんていうのもありですね。 -
ソフトウェア・テストPRESSの特集が本になったもの
資料作成の参考にさせてもらいました