なにがスゴイか?万能細胞 ‐その技術で医療が変わる!‐ (知りたい!サイエンス)
- 技術評論社 (2008年6月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774135144
作品紹介・あらすじ
日本発のスゴイ技術、それがiPS細胞。この技術を使えば、体の一部から、あなたのエッセンスがギュッと詰まった細胞を作り出すことができるのだ。理論の上では、あなたの複製を作り出すことも可能だという。おぉ、なんて素晴らしい技術!しかし…これは今までのクローンと何が違うんだろう?現在までの研究を振り返りながら、誰もが感じる疑問を解き明かし、iPS細胞がもたらす劇的な医療技術革新を、いっしょに学んでみよう。
感想・レビュー・書評
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10年以上も前の本なので、だいぶ状況が変わってしまっているのだが(先だってノーベル賞を受賞したクリスパーキャス9もまだ登場していない)、難しいことを極端に省略せずに分かりやすくまとめた一冊。
当時、社会の空気はiPS細胞への期待感が過剰なくらいあったと記憶しているけれど、期待感はありつつもきちんと課題も整理してある。
生命倫理に関して、日本人が無関心だったり、西欧人と考え方が違っていたり(本書でも日本ではES細胞が問題視されなかったことが書かれている)する状況はあんまり変わってないかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008/9/26 電脳会議Vol126 を見て 予約 10/4 借りる、12/12 怪我をしたので途中で返却。
また読みたい!
URLは http://gihyo.jp/book/2008/978-4-7741-3514-4 『なにがスゴイか? 万能細胞 ‐その技術で医療が変わる!』 :
(知りたい!サイエンス) 技術評論社
内容
体の一部分から、エッセンスがギュッと詰まった細胞を作り出すことができる技術、iPS細胞。
これはクローンと何が違うのか?
現在までの研究を振り返りながら、iPS細胞がもたらす劇的な医療技術改革を紹介。
著者
1965年山口県生まれ。山口大学大学院応用微生物学修了。
総合化学メーカー宇部興産株式会社有機化学研究所で創薬研究中。日本質量分析学会等会員。
著書に「最新科学おもしろ雑学帖」など。 -
よく聞くインターネットラジオのパーソナリティさんが書いた本.
iPS細胞のお話です.
積読になりかけ. -
未読