なにがスゴイか?万能細胞 ‐その技術で医療が変わる!‐ (知りたい!サイエンス)

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774135144

作品紹介・あらすじ

日本発のスゴイ技術、それがiPS細胞。この技術を使えば、体の一部から、あなたのエッセンスがギュッと詰まった細胞を作り出すことができるのだ。理論の上では、あなたの複製を作り出すことも可能だという。おぉ、なんて素晴らしい技術!しかし…これは今までのクローンと何が違うんだろう?現在までの研究を振り返りながら、誰もが感じる疑問を解き明かし、iPS細胞がもたらす劇的な医療技術革新を、いっしょに学んでみよう。

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上も前の本なので、だいぶ状況が変わってしまっているのだが(先だってノーベル賞を受賞したクリスパーキャス9もまだ登場していない)、難しいことを極端に省略せずに分かりやすくまとめた一冊。

    当時、社会の空気はiPS細胞への期待感が過剰なくらいあったと記憶しているけれど、期待感はありつつもきちんと課題も整理してある。

    生命倫理に関して、日本人が無関心だったり、西欧人と考え方が違っていたり(本書でも日本ではES細胞が問題視されなかったことが書かれている)する状況はあんまり変わってないかも。

  • 2008/9/26 電脳会議Vol126 を見て 予約 10/4 借りる、12/12 怪我をしたので途中で返却。
    また読みたい!

    URLは http://gihyo.jp/book/2008/978-4-7741-3514-4 『なにがスゴイか? 万能細胞 ‐その技術で医療が変わる!』 : 
    (知りたい!サイエンス) 技術評論社



    内容
    体の一部分から、エッセンスがギュッと詰まった細胞を作り出すことができる技術、iPS細胞。
    これはクローンと何が違うのか? 
    現在までの研究を振り返りながら、iPS細胞がもたらす劇的な医療技術改革を紹介。

    著者
    1965年山口県生まれ。山口大学大学院応用微生物学修了。
    総合化学メーカー宇部興産株式会社有機化学研究所で創薬研究中。日本質量分析学会等会員。
    著書に「最新科学おもしろ雑学帖」など。

  • [ 内容 ]
    日本発のスゴイ技術、それがiPS細胞。
    この技術を使えば、体の一部から、あなたのエッセンスがギュッと詰まった細胞を作り出すことができるのだ。
    理論の上では、あなたの複製を作り出すことも可能だという。
    おぉ、なんて素晴らしい技術!
    しかし…これは今までのクローンと何が違うんだろう?
    現在までの研究を振り返りながら、誰もが感じる疑問を解き明かし、iPS細胞がもたらす劇的な医療技術革新を、いっしょに学んでみよう。

    [ 目次 ]
    第1部 iPS細胞の誕生(臓器の機能を回復させる医療;人間の体ができる仕組み;再生医療とは何なのか ほか)
    第2部 万能細胞と再生医療の現場(創薬研究への応用;遺伝子組み換え動物の限界;細胞シート工学 ほか)
    第3部 万能細胞その可能性と課題(幹細胞を用いた医療がもたらすもの;再生医療実現までに解決しなければならないこと;日本におけるヒト幹細胞を用いる臨床研究 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • よく聞くインターネットラジオのパーソナリティさんが書いた本.
    iPS細胞のお話です.
    積読になりかけ.

  • 未読

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著者プロフィール

中西 貴之(なかにし・たかゆき)
1965年山口県下関市彦島生まれ。
山口大学大学院応用微生物学修了。
総合化学メーカー宇部興産株式会社で1991年より新規医薬品の研究に従事、2011年より環境安全部門、製品安全部門を経て現職は品質統括部門。
趣味はプラモデルとアニメ鑑賞、人工衛星鑑賞。
主な著書に『今だから知りたい ワクチンの科学』『なぜ、体はひとりでに治るのか』『身体をめぐるリンパの不思議』(以上技術評論社)、『製品含有化学物質のリスク管理』(技術情報協会)、『幹細胞の分化誘導と応用』(NTS)他。

「2022年 『今だから知りたい新型コロナウイルス感染症治療薬ー薬の登場でパンデミックは収まるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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