- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774136165
感想・レビュー・書評
-
構造化プログラミングから話を始めてくれていたのは良かった。ただ、易しい語り口調だったけど多少プログラミングの前知識は必要な感じ。
無理なくデータ中心設計にシフトしていく説明は良かったけど、具体例や例えは少し分かりにくかったかな(特に挿し絵は最悪)。
まぁ、さらっと読んで復習するにはそこそこの本だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「わかりにくいが大事な方法論を平易に解説!研修にも独習にも最適!!」
サブタイトルにあるこの言葉は間違っていませんでした。
オブジェクト指向が生まれた経緯、オブジェクト指向以前の方法論からの説明などは、オブジェクト指向以前の方法論「構造化手法」からキャリアを始めた私にとっては非常に判り易く解説されていて、ページを進める度に「そうだったのか」「そういうことか」と感心させられっぱなしでした。
「同じソースコードは書かない」
という言葉から始まり、「これまでの共通ルーチンをまずクラス化する」に進み、「メインルーチンもクラス化」「メインには空の処理を置き、継承で持って具象化クラスを割り当てる」と読み終わってから改めて見直すと非常に上手くまとめられていることが判ります。
.Net以前のVBのみを習得している私がVB.NETを独習した際、Overrideの有用性に全く判らなかったのが、本著を読むことで理解できた事はその良い例だと思います。
「構造化」から「オブジェクト指向」へなかなか進めなかった技術者は読んで損はない、オブジェクト入門に最適な良著と断言しても良いと思いました。 -
サンプルコードが見辛いと感じてしまった。
・変数名が全角カタカナ、なので1行辺りのコードが長い
・改行の位置がいまいち…
のためかと。
片仮名なのはプログラムに取っ付きやすくするためかと思うのだが、英語のほうが分かりやすいかも。。
そんなにそこまでオブジェクト設計!という感じはしなかったかも…でも入門なので、さわりとしてはこんな感じなのかな…
オブジェクト指向とは?の記述が割りと多いように感じた。 -
微妙で分かりづらい。
設計の基本に触れるというよりかは、オブジェクト指向の紹介。
Java入門書よりかは掘り下げている部分もあるけど、オススメはしがたい1冊。
なので、星は2つで。