そこにはすべて「誤差」がある ~なぜ予想違い・誤診・偽装が起こるのか?~ (知りたいサイエンス)

著者 :
  • 技術評論社
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本棚登録 : 23
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774137957

作品紹介・あらすじ

ものさしを当てて測ってみる。するとそこには誤差が生じる。しかし待てよ。本当の値が分からないクセにそれとの差を誤差という!そのうえ人は概して正しく測定・予測したつもりでも、客観的にはなり得ない。近ごろテレビをにぎわすニュースは想定外のことからねつ造まで、誤差にまつわるものばかり。そこで誤差を別の角度から眺めるといろいろなことが見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 考えの基礎は品質工学。誤差について実例を交えて理解を深め、予測を立てるのに役立たせることができる。

  • 確か、誤診のキーワードで検索をかけて出会った本。図書館で借りてみると、読んでおきたい興味深い内容だった。

  • 誤差を5分類している。
    1 誤り
    2 予想違い
    3 目標からの違い
    4 測定の誤差
    5 計算の誤差
    1回の計測で、5つのうちのいくつかまたはすべてが混入するので、
    値だけを見て、1つの視点だけで議論するのは危険だということが分かる。

  • 誤差は少ないほうがよいというのは本当か。「誤差」の範囲は幅広い。ハンドルのようにあそびがあるほうがよい機構さえある。いっぽうコンピュータシミュレーションのように誤差を含むのに正しいといった錯覚に陥りやすい危険なものもある。新聞をにぎわせた「耐震偽装問題」などは「このくらいはいいだろう」といった、許容誤差を悪意を持って広く取る可能性の問題もあるだろう。本書は、人間の感覚誤差や測定誤差、品質管理といった古典的な「誤差」のみならず、広く生活や社会、産業に垣間見られる誤差について解説する。

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