Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
- 技術評論社 (2010年4月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774142043
感想・レビュー・書評
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Webサービスを構築するために理解が必要なHTTP、URI及びHTMLという技術の概要と、それらを用いたRESTというシステム構築の考え方(アーキテクチャスタイル)を説明。
Webサービスというと、DBを後ろに置き、その前にWebサーバを介してアクセスさせるだけというイメージを持っていたが、本書にはDBの話は一切ない(リソース設計の話でER図は出てくるが)。またHTMLでの画面の表現の話もない。
あるのは、RESTという考えに基づいた、Web上でアクセス可能なリソースの表現、やり取り方法及び取得可能な情報についての話のみだ。
REST自身は本来はリソースを中心においた幅広い考え方なのだが、本書を読んだ範囲で理解できる具体的な内容としては、URIを指定し、それらをHTTPというシンプルなプロトコルで取得し、あとはHTML等のハイパーメディアフォーマットで情報を表現するという仕組みであり、これがWebサービスであるという考え方に、目から鱗というか、Webサービスというものに関する認識が根本的に間違っているということに気づかされた。
Webで動くプログラムを作ろうと、C++やVBといった端末で動かすプログラムの知識をもとに、JavascriptやPHPの勉強をしてみたが、いまいちじゃあ結局webサービスってどう作ればよいのかイメージがわかなかったが、本書を読んでなんとなくではあるがイメージがわいてきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Webの歴史はよくわかったし、シンプルでよくできてる事か理解できた。
設計や仕組みについてはまだもやっとしているのでさらに理解を深めたい -
一回読むだけでは少々難しい印象。
内容的にはタイトルがすべて。
REST,URI,HTTP,からHTML,JSONまで
WEB技術の基本的・根幹の部分をひとまとめにしている。 -
Web関連の開発をするならば基礎固め的にざっくりでも読むのをおススメします。
Webのアーキテクチャを知っていて開発するのと
知らないでするのとではかなり差がでるだろうなと。。 -
副題の通り、HTTPの詳細、URIの仕様と設計、HTMLの構成、そしてRESTの歴史とアーキテクチャについて記した一冊。よく整理されてはいるのだが、基本的に情報の羅列であるので面白みは少ない。内容についても後から参照したくなる今使える技術情報が載っているわけでもなく、たぶんこれが使えるのはRESTのレイヤレベルで新しいアーキテクチャを考案したいときだろう。インフラエンジニアとしてはWEB+DB PRESS plusシリーズならこれより面白かったり使えたりするのがあると思うので、本書については後回しでもいいかも。
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一通り目を通したものの、わからない部分がかなり…
プログラミングしているだけではわからなかった理屈がちょっとわかっ部分はあれども、理解すべきかどうかも理解できない状態です。
何となく理解できないといけない気はするので、再びどうしても読みたくなる日が来るよう日々鍛錬ですね。 -
良本、という感じ。表紙と帯に書かれている内容がすべてです。曖昧に適当に作ってもウェブサービスって動いちゃうけど、RESTとかURIパターンとかの背骨をきちんと知るべきだよっていう本。ウェブ開発者は一旦読んでおいた方が良さそう。自分はRailsやってるので、Railsがなぜああいう規約になっているのかだいぶ理解できた。
WebDAV周りとかJSONとかよくわかってない、というか使ったことがないので何かで補足しておきたいかな。 -
会社で新人研修の教科書として使われており、前提となる知識について抜けや穴がないか確認するために読んだ。
Webの基本要素について丁寧に解説しており、とても読みやすかった。またWebエンジニア歴は2年ほどだが、今まで体当たり的に知識・用語について身につけていたため知識に抜けがあったことがわかり、落穂ひろいという意味でも有益であったように思う。 -
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=263
Webの歴史、Webを支える基本的な技術から設計に至るまでが1冊にまとまっています。
ブログ構築に必要な知識なども学べるオススメの1冊です。少なからずWebに携わるのであれば、基本的な知識をおさえておいてもいいかもしれません。 -
一回読んだだけでは完璧には理解できなかったので、どっかのタイミングでもう一回読みたい。
ある程度は当たり前のことが書かれてるんだけど、まとまった形で示されると自分がいかに分かってなかったか、勘違いちゃんだったか思い知らされる、そんな本。