正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~ (ぐっと身近に人がわかる)

著者 :
  • 技術評論社
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本棚登録 : 148
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774143507

作品紹介・あらすじ

現代人の多くが心に抱える不安障害という病気について精神科専門医・元衆議院議員、水島広子先生が正しく解説。読むだけでも不安が軽くなるように書かれています。

感想・レビュー・書評

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  • 不安はただの感情。正しく使えば、自分を守ってくれる。問題なのは、自己肯定感。ここが揺らぐと、病気に繋がる。
    不安が強い親は、不安が強い子育てするし、遺伝もあり、不安が強い子が育ちやすい。
    不安が募る時は、怖れず、正しく休む。物事から距離を取り俯瞰する。回避はしない。今を生きることに集中する。過去からの過程を褒める。いたずらに未来を見つめ焦らない。

  • 不安になるたびに何度も読み返したくなる
    ような本だった。
    私自身、社交不安障害だが安心させてくれる
    ような言葉もあった。
    ただこの本だけで不安が全てなくなる訳では
    ないが、減らすことは出来るのかなと思った。

  • 不安障害についてを易しく解説する本です。不安自体は身の危険を知らせる正常な感情ですが、これによって日常生活に支障が出ると不安障害です。不安障害は、不安に対する怖れ、つまり不安に対して不安感を感じる悪循環によって起きるとのことです。その際は、不安であることを問題視するのではなく、不安が起きたとき自分が何を認知しているのかを客観的に見ると良いそうです。僕も強い不安性でなかなかこういった視点を身につけるのは難しいですが、改善の手立てになるといいなと思います。

  • 不安障害を分かりやすく説明された本。
    不安障害は通常の人にもある特徴であるが、病気としてとらえることで、トラブルを解消し、コントロール感を持つためには重要である、という論旨である。
    治療としては薬物治療、認知行動療法、対人関係療法の3つがあり、作者は対人関係療法で有名な方である。
    対人関係療法では役割期待のずれに着目して、役割期待の調整という考え方でコミュニケーションのずれを解消していくアプローチをとっている。

  • 不安と回避の悪循環の構造は理解できるのだが、回避しない場合にさらに状況が悪化するリスクについての説明がない。が、入門書としてはよくできていて、不安というものの正体というか、分類・識別は可能になる。但し、対処法については不十分か。素人による解決は難しそうだし、さらに悪化する可能性もあるので、やはり専門家による診断・治療が必要だろう。

  • 961

  • 不安障害をどのように理解し、どのようにつきあうか。回りの人は治療者にはなれない、支援者としてどうつきあうかを考えるにしても、まずどういう特質があるかを理解しなければならない。

  • しっかり読みました!
    とてもとても分かりやすい表現が多くて、びっくりしながら納得しました。
    分かっていても表現が難しいことがありますが、この本はすごく噛み砕いていて不安に悩んでる方ご本人も、身近に不安が強い方がいて少し知りたいなと思う方、
    どちらにも読めます。

    図書館にて借りましたが、購入したいです。
    心強い本です!!!

  • 不安障害という病気を知り、不安をなくすのでなく、どのようにコントロールしていくか。パニック障害や強迫性障害、PTSDなどの不安障害にかかっている人だけでなく、不安の強い人、また不安の強い人の家族や周囲の人にもわかりやすく読める。

  • 不安との付き合い方をわかりやすく書いている.
    不安は二種類あり、生きている以上ある程度は仕方がない不安と、自分で増幅させてしまっている不安がある.
    不安について論理的に理解するだけでも距離をとって考えることができるのだ.
    不安は回避すれば、一時は安心するが問題を先送りにしただけにすぎないというのも勉強になった.
    不安をなくしたり、抑えこんだりするのではなく、上手に付き合うという視点がわかりやすかった.

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著者プロフィール

水島広子(みずしま・ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、国際対人関係療法学会理事。主な著書に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』『怖れを手放す』『女子の人間関係』『自己肯定感、持っていますか?』『「毒親」の正体』などがある。
ホームページ http://www.hirokom.org

「2018年 『生きづらい毎日に それでいい。実践ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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