「暗黒のシステムインテグレーション」 -コンピュータ文化の夜明けのために (ITブッククラシックス)
- 技術評論社 (2010年11月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774144313
作品紹介・あらすじ
今だからこそ役に立つIT業界の秀逸ドキュメント。理不尽な真実を楽しく学ぼう!あの名著がパワーアップリバイバル。
感想・レビュー・書評
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2011/2/18 予約 3/19 借りる 3/20読みはじめる。 4/8 読み終える。
予想以上に、面白かった。
著者の体験と仕事のポリシーがうまくつづられていて、「暗黒はこの業界だけじゃないぞ!」 なんて思いながら読みました。
こちらも読みました。
→ 『システム管理者の眠れない夜』―ほんとうに価値のあるシステムを求めて
電脳会議 VOL140より
「10年前,あなたは何をしていましたか?」
復刊にあたっては、単にITバブル期の混乱状態を描くのではなく、補足して書かれた新原稿で現代の状況も踏まえてばっさりと「IT業界の暗黒」を暴いていく。
古くからの読者は、『ゆで蛙』にならないためにも、昔の事情を読み、さらにこれから10年後の変化を考えてみよう!
きっと新しいアイデアが発見できるはず。
⇒ ゆで蛙 と スケルトン蛙 〜 Myブログ「ベルルのお絵かき・ふりーく」
システムインテグレーションとは、
顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などを一括して行うこと。
システムの企画・立案からプログラムの開発、必要なハードウェア・ソフトウェアの選定・導入、完成したシステムの保守・管理までを総合的に行う。
システムインテグレーションを行う事業者をシステムインテグレーター(SIer:System Integrator)という。(IT用語辞典より)
・ 日本の情報システムにおけるシステムインテグレーターとは、情報システムの開発において、コンサルティングから設計、開発、運用・保守・管理までを一括請負する情報通信企業である。
SIer(エスアイアー)とも呼ばれる。(Wikipediaより)
内容 :
理不尽な真実を楽しく学ぼう!
「ITバブル」と称された時期のIT業界で、著者が見聞きした現場の話を面白おかしく紹介。
今だからこそ役に立つ秀逸ドキュメント。
現在の暗黒の状況を新たに書き下ろした「追記」を収録。
著者 :
ITエンジニア。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
WindowsNTワールドに連載されていた、IT業界のろくでもないあるあるネタ集です。
読み終わって思ったのは、IT業界も闇だらけだなぁという感想ですね。
しわ寄せは下の兵隊たちに全部来ちゃいますしね。
刊行が2010年なので、今から見ると若干ネタが古いですが、IT的には古代レベルの話まであるので、業界で長い人や、PC関連で昔から知ってる人には楽しく(?)読めるのではないでしょうかね。
銀行絡みの話がなかなかにむかつきますけどね(笑) -
だいぶ昔の話だが、読み物として面白い。
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タイトルみただけで、ビビッときた。SIって、暗黒だよね。。。
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著者の書き方がストレートで、思ったことをそのまま書いてる感じでなかなか面白かった
ま、グチっていえばグチなんだけど(^_^;)
ITの業界に限らず、日本って国の業種は概ね遭難だろうなと思った
人のふり見て我がふり直せってことでしょうか