プロセッサを支える技術  --果てしなくスピードを追求する世界 (WEB+DB PRESS plus)

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  • 技術評論社
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レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774145211

作品紹介・あらすじ

自身でプログラムを書きコンピュータシステムをより効率的に動かしたい、という人を対象にしたプロセッサの解説書。プロセッサに搭載されている高性能化技術および内部構造、働きを中心に解説し、どのようなプログラムを書けばプロセッサの実力を引き出せるかも説明を行った。なお、プロセッサの設計と言うと、AND、ORなどの論理回路を用いた論理回路レベルのハードウェア設計を連想されるかもしれないが、本書では論理回路よりもハイレベルのプログラマとのインタフェースとなる「マイクロアーキテクチャ」と「命令アーキテクチャ」に焦点を当てている。

感想・レビュー・書評

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  • CPUなどのプロセッサに関するアーキテクチャと,仮想化やメモリなどの周辺技術に関する参考書.プログラミング中ほとんど意識しないが,しかし絶対に知っておいた方がいいプロセッサやキャッシュの仕組みを多様な図を使用して解説している.真空管やドラム式メモリなどの歴史も載っており,読み物としても読みやすい.いまやバズワードとなったクラウドになくてはならない仮想化技術や,スパコンでの実績から注目度が日増しに高くなってきているGPGPUの特徴も記載されている.

  • Intel Core i 世代のマイクロプロセッサまでカバーする最新のマイクロプロセッサ解説書だ.
    残念なのは図による解説が少ないことだ.
    マルチプコア・共有キャッシュ等については,2004年刊だがCQ出版社「マイクロプロセッサアーキテクチャ入門」を併読されるようお勧めする.今でも基盤は変わっていない.
    仮想化に関しては,たとえばIDGジャパンの「サーバ仮想化テクノロジガイド」2008刊などの併読をお勧めする.

  • 雑誌やWEBなどでメモリやCPUのスペックがらみの話を読んでもいまいち理解できなかったのだが、本書ではそれらの記事ではいちいち解説してくれない事柄まで包括して説明してくれているのでこの分野での基本的なことは抑えることができたと思う。
    本書のシリーズに共通して言えることだが、基本が抑えきれていない私のような人に対して最終的に少し踏み込んだコアな部分も理解できるような構成、展開となっているところがとても良い。

    内容的には、マイクロアーキテクチャの話が特にためになった。
    マイクロアーキテクチャを知ることによりメモリ、CPUを効率的に利用するための勘所を得るだけでなく、優れた実績のある方式として、一般的なプログラムに対して処理を高速化するためのヒントとなるので、学ぶ価値は非常に高いと思う。

    キャッシュ・TBLの話、マルチスレッド、マルチコア、マルチソケットの話、特にキャッシュコヒーレンシをとるための方式の話はおもしろい。

    ただ、メモリアーキテクチャや外部IFの話はまだ敷居が高く感じた。

  • 「コンピュータ設計の基礎」と同じ著者。
    内容も濃くて、なかなかです。

  • 初心者ですが、一つ一つの意味がしっかり書かれています。
    とても読みやすいです。

  • 値段に対してものすごい内容の濃さの一冊。真面目に読むと数ヶ月かかりそうなので、斜め読みなので、また読み直したい一冊。手元にあって損はない。

  • ベアメタルの登竜門。

  • もともとがもともとなので万人に易しいとは言わないけれど、
    読み終わったあと相応の達成感が得られる内容の濃さだった。
    ちゃんと読むと得した気分になれるので、丁寧に読みたい本。
    (ちなみに文系出発プログラマとして2年弱ですが、
     ノートをとりながら2ヶ月かけてやっと読了に至りました。。)
    文章のいたるところに語りつくせない感がでていて、
    著者の深く広い知識を感じられる。

    プロセッサと周辺機能に関する本、というと専門的な匂いだが、
    過去から未来へ、の歴史的な流れだけではなく、
    必ず専門的な知識がなくても理解可能な概念
    (どこかが発展することで何かがネックになり、解決するためにどんな工夫が必要になったのか)
    から入り、問題点と解決するためのロジックを提示したうえでハードウェアの技術的な説明に入っているため、
    初心者でも読めるはず。
    また、PC的なところに興味ない派のひとでも、
    問題が出てくる→解決策を考える
    の流れを綺麗にまとめているので、
    知っておくと思考方法のひとつとして応用できるかも、と思う。
    ・・ほめすぎか?

    総じて、良著です。

  • プロセッサの基本的なことが押さえられてよし

  • Hisa Ando さんが執筆された本。プロセッサについての解説本の中では頭一つ抜けていると思います。

    ほぼ、前書きからの引用ですが、どのようなプログラムを書くとプロセッサをより効率的に動かせるかに焦点を当てており、話題は「マイクロアーキテクチャ」「命令アーキテクチャ」が中心となっています。

    また、プログラムの高速化手法として、ループアンローリングなどの実例などのノウハウについて記述されています。

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