元国税調査官が明かす税務署の秘密

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  • 技術評論社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774147567

感想・レビュー・書評

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  • 『脱税のススメ―バレると後ろに手が回る』と重複する部分多し。本書の方がやや国税調査官の人間像に詳しいかもだが,それも前に書いたのをちょっと詳しくしたくらいの感じ。
     去年書かれてて,たくさん出している著書の中では新しい本書だが,他の著書も似たり寄ったりの内容であろうことが推察される。この人の本は,もうこれ以上いいかな,という感じ。あとがきで,消費税は貧乏人に厳しく金持ちに甘い税制で,だから消費増税反対!という意見を開陳。
     平均的な調査官像については,市民と距離を置き,巨悪を暴くのでなく重箱の隅をつつく地味ーな存在としてる。身分が安定しているから収賄なんかの不正をするみたいなリスクはまずとらない。公務員とか,国税調査官というと変なイメージがつきまとうけど,そんなに面白くないのが事実なんだよね。
     調査をしてる最中に,偶然労働基準法違反の疑いなどに気付いても見て見ぬふり,というのも納得がいく。法令に基づいて仕事をするので,自分のやるべきことはここまで,っていうのがはっきりしているし,ただでさえノルマに追われてるんだし,余計な仕事を増やすことはない。
     他省庁とは疎遠でも,自治体の税務課とは協力関係にあったりして,架空の人を使った人件費の水増しなんかはすぐ発覚しちゃう。こういう税務調査対策の話もいろいろ面白い。
     OB税理士とのしがらみなんかも強調しているが,これは,どうかな。多分年々そういう意識って薄れてきてるんじゃないかな。

  • 税務調査の実態が良いところ、悪いところ、なんとなく理解できた。こんなところにも癒着があるんだなぁ。調査官は、もはや正義なのか何なのかわけがわからなくなってきそう。

  • 敵を知り己を知るは百戦危うからず
    っことで読んでみました。
    調査の経験はないですが、今まで聞いた通りかなって気がします。
    これからの経験に役立てたいと思います

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著者プロフィール

国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、経営コンサルタント、ライターとなり、活躍中。『あらゆる領収書は経費で落とせる』(中興新書クラレ)等著書多数。

「2018年 『税金を払わずに生きてゆく「逃税術」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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