人の死なない世は極楽か地獄か (バク論)

  • 技術評論社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774149080

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと想像していた内容とは違った
    いろんな学者の数ページずつを纏めてある
    それほど目新しいことは書いてない
    そう思うというくらい、このテーマについての本を読んでいるということか
    そろそろ、飽和状態なのか

  • 超高齢化社会に差し掛かりつつある今、「生命」「寿命」「適正人口」について原点に戻って考え直そう、という趣旨の本。生命科学、社会学、経済学の学者や、終末医療の専門医、宗教学者など多彩な面々がそれぞれ持論を展開している。「死にたくないと考える人ほど、死ぬときは苦しみますよ」という終末期専門医の発言が、リアルすぎて怖い。

  • アソシエ今読むべき本から

    目次
    巻頭言 潔さの寿命論
    池田清彦 「寿命」の常識・非常識 何歳まで生きるのが理想ですか?

    基本データ あと何年生きられる? 日本人と寿命

    第1章 「生物」してどう生きていくか?
    本川達雄 「人工長寿」の人生をいかに生きるか?
    武田邦彦 「脳情報」の呪縛から自由になれる武田流・生き方哲学
    安保徹 「低酸素・低体温」からの脱却が健康長寿の鍵

    コラム 「成長」はどこまで善なのか?

    第2章 「少子高齢化」のゆくえ
    古田隆彦 「5つの人口波動」から解く日本の人口が上昇する条件
    鬼頭宏 人口史の研究から見えてきた新しい文明の展開
    石川英輔 現代社会の行き詰まりのヒントに? 「大江戸人口事情」


    コラム 多種多様な「人口論」を検証する


    第3章 「寿命」とは何か?

    高木由臣 生物の生き残り戦略 「寿命」はこうして生まれた
    団まりな 「細胞」の進化からたどる 生物が「寿命」を選択した理由
    八代 美 再生医療がめざす「潔くない」寿命論

    コラム 生物と寿命、ミトコンドリアの話


    第4章 潔さの「生き方」論
    大津秀一 終末期医療の現場から見えてきた「幸せな死生観」
    久坂部羊 病むからこそ癒しがある「内的成長」を促す生き方


    コラム 「生」「死」をめぐる問いかけから


    まとめ 養老孟司 「生きるためのあがき」の中で

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著者プロフィール

池田清彦(いけだ・きよひこ) 1947年生まれ。生物学者。

「2020年 『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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