DNAを操る分子たち ~エピジェネティクスという不思議な世界 (知りたい!サイエンス)

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  • 技術評論社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774149981

作品紹介・あらすじ

何十兆とある細胞に備わるDNA-。すべて同じDNAのはずなのに、どうしてある細胞は神経となり、ある細胞は皮膚になったりするのか?最近話題の「万能細胞」はなぜ万能であり、僕らの体の細胞そのものはなぜ万能ではないのか?そこにはDNAだけでは語りきれない、謎めいた「何か」の存在がある。「エピジェネティクス」と呼ばれる不思議で魅惑的な世界。

感想・レビュー・書評

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  • DNAやRNAのはたらきを分子の観点から解説した本。DNAやRNAの核酸塩基が、アセチル化、メチル化などをすることが、生命活動の一部で、それにどういう意味があるかということがわかる。地球が生まれて、単細胞生物ができたときは、ただ単に細胞分裂するだけでよかったが、多細胞生物になるにあたり、それぞれの細胞に役割分担するために、同じ遺伝子から別の器官が作られると行った話や、動物になぜ性別があるかという話、三毛猫にはなぜメスしかいないのかといった話など、生物学の知識を増やしてくれる本だった。あと、多細胞生物の研究をするにあたり、そのへんに飛んでいるコバエ(キイロショウジョウバエ)というのは非常に利用価値のある生物であるということも説明されており、うっとうしいコバエも人間の役に立ってくれていたのだとあらためて思った。

  • 配架場所 : 一般図書
    請求記号 : 467.3@T100@1
    Book ID : 80100443370

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プロフィール

武村政春(たけむら・まさはる)
一九六九年、三重県津市生まれ。一九九八年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、現在、東京理科大学理学部第一部教授。専門は、巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学。著書に『DNA複製の謎に迫る』『生命のセントラルドグマ』『たんぱく質入門』『新しいウイルス入門』『巨大ウイルスと第4のドメイン』(いずれも講談社ブルーバックス)のほか、『レプリカ~文化と進化の複製博物館』(工作舎)、『DNAの複製と変容』(新思索社)、『ベーシック生物学』(裳華房)、『マンガでわかる生化学』(オーム社)など多数。趣味は書物の蒐集、読書、ピアノ、落語、妖怪など。

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