「食べる力」が日本を変える (バク論)

  • 技術評論社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774153001

感想・レビュー・書評

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  • 「ランチ力」とされたカラーページの社員食堂紹介は、なんだ二番煎じ本かとも思いましたが、後半の食と健康、経済に関する寄稿集はとても興味深く読めました。
    なんといってもTPPについて浅川芳裕さんと内田樹さんが書いているという点に驚きで、この点で方向づけをする本ではないかなと思いましたが、監修者としては内田さんよりのようで。食べ物を商品として考えるか否かという立ち位置の話です。
    米と麦が主食でいいのか、とか、他にも食べ物に関する問題を提起している本です。結論を求めるのではなく、問題の認識の手助けとして。

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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