プロのための〔図解〕ネットワーク機器入門 スイッチ、ルータからファイアウォールまで徹底解説

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774153742

作品紹介・あらすじ

L2スイッチとフレーム転送、ルータとIPルーティング、L3スイッチとVLAN…それぞれの重要機能がわかる。ファイアウォール、無線LANまでしっかりフォロー。VPN、QoS、RIP…プロトコルや付加機能を機器別に整理。ハードウェアアーキテクチャに踏みこんで理解。評価、提案、調達、保守の基本的な流れも習得できる。

感想・レビュー・書評

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  • ネットワーク機材の説明も詳しい。

    読書記録 プロのためのネットワーク機器入門

    2013/03/22(金)〜2013/03/22(金)

    [more]

    ・OSI参照モデル Open Systems Interconnection 1983年国際標準
    L1 物理層 RS232C, IEEE802.3(イーサ)
    L2 データリンク層 IEEE802.2、ATM
    L3 ネットワーク層 IP
    L4 トランスポート TCP, UDP
    L5 セッション SSL
    L6 プレゼンテーション ASCIIコード
    L7 アプリケーション  HTTP, FTP, SMTP, SNMP

    ・イーサネット規格
     1000BASE-T, 100BASE-TX, 10BASE-T
     形式:??-?
      ?速度
      ?変調方式
       BASE(ベースバンド:1ケーブル1信号)
       BROAD(1ケーブル複数信号)
      ?メディア
       T Twisted pair ツイストペアケーブル
       F Fiber 光ファイバ
       X ブロックコーディング ※半二重というわけではない。

    ・ギガビットイーサ
      ジャンボフレーム  オプション 1518オクテット以上の大きさのフレーム

    ・ケーブル : RJ-45
      ツイストペア4ペアで1本のケーブル
      10BASE-T 2ペアのみ使用(1,2,3,6の信号線) カテゴリ3以上
      100BASE-TX 2ペアのみ使用(1,2,3,6の信号線) カテゴリ5以上
      1000BASE-T 4ペア使用)  カテゴリ5e以上

    ・電源ケーブル
     プラグ
      2極 JIC C 8303, NEMA1-15p 家庭の通常コンセント
      3極 NEMA5-15p
     ソケット
      2極 IEC 60320-C7
      3極 IEC 60320-C13
     定格 7A-125Vまで

    ・L2スイッチ
     スイッチ、スイッチングハブ

    ・L3スイッチ
     ルーター

    ・DHCP Dynamic Host Configuration Protocol
     UDPでブロードキャストして割り当てる

    ・RADIUS Remote Authentication Dial In Use Service
     ユーザー認証のRFC標準

    ・RFC
     インターネット技術標準を定めるIETFが正式発行する仕様文書。

    ・VLAN Virtual LAN
     スイッチのポートにVLAN IDを設定し、同じVLAN IDをもつ複数のポートでVLANを構成する。
     初期状態はVLAN ID=1で運用している。

    ・DoS攻撃 Denial of Service
     要はピンポンダッシュ

    ・無線LAN
     802.11
     暗号化
      WEP RC4アルゴによる秘密鍵暗号方式 40bit=5文字 or 0x 10桁 128bit=13文字 or 26桁
      WPA 一定時間毎に自動更新TKIPも利用。パーソナルモードはWPA-PSK(Pre-shared Key 事前共有鍵)
      WPA2 AESアルゴを利用。

     11n マルチチャンネルを用いて高速化

    ・遅延の定義
      ITU-T勧告 G.114 片方向の遅延
      150msec以内 ほとんどOK
      400msec以上 許容されない

  • 確かに入門書ですが、ハードウェア面から機能面、規格など、かなり色々な関連知識が詰まっているので、かじった人でもすごく良い復習になります。

  • 以前から読みたいと思っていた。
    プロのためと名付けられている様に入門者向けではないが、必要な情報が詳しくまとめられている。
    このくらい一通り理解できないと、ネットワークの全貌は語れないのかも知れない。

  • タイトルが「プロのためのネットワーク機器入門」だったので、CiscoやJuniperなど特定ベンダー機器に対する特徴等が書かれていると思い込んでネットで購入。
    実際はスイッチやルータ、FWなどで使用される基本的なプロトコルの解説となっている。
    「プロの」というタイトルが引っかかるが、業務で使用する上で最低限の知識と捉えた方がいいかもしれない。
    想像とは違ったが非常に分かりやすい説明であり、深く詳細に解説されているので大変理解が深まる1冊となった。

  • プロ向けなので、ネットワーク機器に関するハードウェアに関する詳細な説明が載っている。

    特に図解というだけあって、処理やデータの流れが多く図で示されるとともに、各種機器やケーブル等の写真も多く乗っており、作業する際に実際に目にするものをイメージしやすくなっている。

    プロトコルやOSIの7階層等基本的なことについては、若干説明はされているが、入門とはいえそれらに関する基本的な知識はある程度前提とされていると思った方がよいと思う。

    本書で必要な知識の全体像を得た後(かつその予想以上の幅広さに圧倒された後)、個々の要素についてさらに知識を高める勉強をしていくというような使い方になると思う。

  • やや、内容が濃い

  • 機器の観点からN/Wの技術をまとめているところが斬新。しかも入門と謳いながら、それなりに細かい内容まで記載されている。

    普段N/W機器に接しない場合、プロトコルや一般的な機能レベルの知識であればいくらでも他の情報ソースから吸収できるが、H/Wを含めた話となるとなかなかイメージできない。専門家になることまではできないが、いちSEとして、N/Wまわりの知識のギャップを埋めることのできる一冊だと思う。

  • 苦手なネットワークの説明を実際の機器紹介と併せてなされており、大変理解がしやすい


    やっぱりちゃんと理解できていない部分が多いな
    また必要に迫られたタイミングで再読するために手元に置いておこう

  • 立ち読み:2012/11/24

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