ヒッグス粒子と素粒子の世界 (知りたい! サイエンス イラストレーテッド)

  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774155708

作品紹介・あらすじ

本書はヒッグス粒子を発見した史上最大の科学実験を、現場からの多数の写真と解説によって描き出す。さらに"神の粒子"をも含めて過去1世紀以上にわたり究極物質と宇宙の根源の解明を追い求めてきた素粒子物理の世界を、約200点の写真・図版を用いてドキュメンタリー的に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • オールカラーで図や写真が満載なのに、肝心のヒッグス粒子はサッパリ解らんわ〜難解。ただ、世界中の(もう稼働停止したのも含めて)粒子加速器や検出器の写真は、見たことないのが沢山あって面白かったです。後半の、素粒子から大統一理論の部分は、テンコ盛りの図表に助けられて分かりやすかった。
    あと、ブラウン管と粒子加速器の原理が同じとは知らなかった。

  • 日進月歩、一進一退の量子物理学の世界。
    知れば知るほど混沌が深まる。自分が生きている間に宇宙誕生の謎に迫ることが出来るのか?壮大かつ深遠すぎて実現しそうにもない。

    平易に説明しようと著者の努力は伝わったが、何度読み返しても”ぼんやり”としか理解出来ない。量子物理学の世界とはそういったものなのだろう(と思いたい)

    原子は、陽子と中性子が原子核を構成していて、その周りに電子があるもの。その構成しているそれぞれを素粒子という-までは理解出来たが、クォークだのレプトンだの以降は頭がフリーズして理解出来ず。

    もっと学びたい。

  • なかなか理解の範疇を超えますね、ヒッグス粒子は(苦笑)
    でも、フルカラーで読み応えはありました。
    特に研究の現場、というかCERNの建設や実験装置について、
    写真入りでかなり詳しく触れられてたのがいいですね。
    ただ、物理的な説明になるとちょっと痒い所に手が届かないというか、
    読み終わって不完全燃焼な感じはします。
    もちろん、一冊読んですべてスッキリなはずはないのですが。

    ヒッグス関連の本はこれからいくつか読み比べてみようと思います。

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