石炭紀・ペルム紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))
- 技術評論社 (2014年7月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774165882
感想・レビュー・書評
-
石炭紀とペルム紀。まずは石炭紀。
40メートルのシダ植物! 2メートルの多足類! トンボもでかい(正確には原トンボ類)。ゴキブリの仲間もこの頃にはいたんだって。すごいねゴキブリ。
ペルム紀は爬虫類が空に水にとすみかを広げたそう。また、後に哺乳類へとつながっていく生き物たちも紹介されてます。あまり哺乳類感(?)なくて面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地質年表の折り返し点ともなる石炭紀・ペルム紀
石炭紀はなんといっても巨大な昆虫が印象的。ナイジェル博士のドキュメンタリーでアースロプレウラに抱きつくトラウマ回が思い出される。 甲虫類が完全変態を達成したのはペルム紀に遡るという。超大陸パンゲアもついに完成。
その他、両生類の繁栄やサメ類の多様化、最古の爬虫類として知られるヒロノムスなどを紹介。
シカゴのメゾンクリークはプロ・アマ共に発掘を進める理想的な環境で羨ましい限り。つい最近、タリーモンスターがまさかの脊椎動物だったとしてニュースになり、注目を集めている。
つい最近まで恐竜は哺乳類型爬虫類と形容されていたが、今では使われていないという。両生類からそれぞれ爬虫類(双弓類)と哺乳類(単弓類)が枝分かれしてきているというのは新しい見解。史上最大のペルム紀末大絶滅は原因が不明で学説が乱立。最後の動物相としては、ディメトロドン・エダフォサウルス・ゴルゴノプスなど、単弓類の繁栄を感じされるが、恐竜とは別系統というのが印象的。 そして三葉虫が滅びてしまう悲しい時代でもある -
読了
3回目の大量絶滅までたどり着いた
両生類の次は爬虫類でその次が哺乳類に進化したって今は習わないんだと
両生類から爬虫類と単弓類がわかれて単弓類が哺乳類になったんだって
でもその方が納得いくなー 両生類が地上の主役だったころがあるんですねぇ デカかったんですって -
ヘリコプリオンの想像図がすごい
あとペルム紀末期の大絶滅に関する説が、いろいろあって面白い。 -
そして超大陸が完成する。次はいよいよ恐竜の登場。