たった1日で即戦力になるExcelの教科書

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  • 技術評論社
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774168081

作品紹介・あらすじ

Excel地獄に陥らないための、今日から即役立つテクニックから、社会人10年目でも意外とわかっていない「なぜ、それが必要なのか?」といった目的意識まで、実務直結の知識を最小限の時間でマスター!

感想・レビュー・書評

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  • シンプルで非常に分かりやすかった。下手に関数を覚えるのではなく、限られた便利関数を組み合わせるコツが書かれていた。ショートカットも同様で、使う最低限のものを覚えればオッケー。
    ピボットは使わなくてオッケー!は爽快だった。

  • この本は単にExcelの機能を説明することではなく、「ビジネスの場面でいかに効率化を進めるか、有益な情報を与えるか」という点からスタートしてる。だからこそ生まれる細やかなポイントが参考になります。

    具体的に「ここは使える!」と思ったのは次の点。

    ・集計後、定型のフォーマットに落とし込む場合はピボットテーブルよりフォーマットにsumifを組み込むほうが効率的&ミス減る

    ・パレートの法則(全体の2割で8割を説明できる)をExcelを使っていかに見出すか

    ・重くないはずのデータが重い場合に検証する方法&軽くする方法


    その他にも、文中でちょこちょこ小ネタがあり、本当に実務のシーンを捉えていると感じる本です。

    Excelで面倒な作業を扱っている人は必見の一冊です。

  • もう使えている機能、なんとなく使っていたけどよくわかっていなかった機能、今すぐ使いたくなる機能。
    説明しながらわかりやすく「この関数はこういうことですよ」、「こういうときは、この考え方で関数にしてみましょう」をしてくれるのが親切。ある程度使える、パソコンで調べながらスキルをある程度身につけたぜ!っていう人にはちょうどいいと思う。

  • 数式→参照元のトレース

    =IF(B2>=80,”A”,IF(B2>=50,”B”),”C”)

    COUNT 数値を数える
    COUNTA 空白以外のセル数・何かしら入力されているセル

    担当者の売上げ合計 SUMIF(担当者の行、担当者のセル、合計したい行)

    〇△×の人の数をカウント COUNTIF(回答してある行、”〇”)

    文字列の中に世田谷区→1 COUNTIF(A1,”*世田谷区*”)

    データ一覧から重複データを無くす COUNTA(一覧の行、番号のセル) 1以外の数字は重複しているモノ

    1から1000までの数字を入力→オートフィル ホーム→フィル→連続データの作成
    ☆1122334455… A1 =A1 A1+1 =上と同じセル オートフィル

    同じ検索値が複数ある表でVLOOKUP関数を使う場合は注意 最初に一致した検索値のセルを対象にしてしまう
    VLOOKUP関数で左側の値を取得する OFFSET MATCH関数を使う

    SUMIF関数で複数の条件がある場合の集計 吉田鈴木佐藤 商品ABC 3人×商品ABCのマトリックス
    新たな行として「担当者のセル&商品名のセル」を作る→SUMIF(新たな行のセル、担当者のセル&商品名のセル、売り上げの行)

    時刻データのシリアル値は0から1の間の小数点 午前6時なら0.25 午後12時なら0.5 午後6時なら0.75

    時刻データを作る関数 9:30を作るなら =TIME(9,30,00)
    =HOUR(A1) =MINUTE(A1) =SECOND(A1) 誤差を発生させないために8:25なら=HOUR(A1)*60*MINUTE(A1)で505という数字で計算すべき

    =DATE(A1,B1,C1) 2022 11 16 とセルに入っていれは日付に変換

    年齢を自動計算 =DATEDIF(A1,today(),”Y”) 年と月数、日数 “YM” “YD” を表示形式

    日付のデータから曜日を出す =TEXT(A1,”aaa”) 日 “aaaa” 日曜日 “ddd” Sun “dddd” Sunday

    8桁で日付データが入っている場合 20221116 =DATE(LEFT(A1,4),MID(A1,5,2),RIGHT(A1,2) 右から4字、5文字目と6文字目、左から2文字

    鹿児島県、神奈川県、和歌山県のみ4文字目に県、他は3文字目 IF(MID(A1,4,1)=“県”,LEFT(A1,4),LEFT(A1,3) 県名部分を抜き出す
    市町村名以下の部分を抜き出す LEN(A1)関数 セルの文字数をカウントする
    =RIGHT(A1,LEN(A1)-LEN(B1)) 全体から都道府県の文字数を除いた文字数を末尾から表示

    佐藤 栄作 苗字 =LEFT(A1,FIND(“”,A1)-1) findで何文字目なのかを探す/3文字目マイナス1/左から2文字を表示する
    名前 =RIGHT(A1,LEN(A1)-FIND(" ",A1))

    置き換える =SUBSTITUTE(A1,”-“,””) 半角にしてから置き換える ==SUBSTITUTE(ASC(A1),”-“,””)

    =CHAR(65) 文字コード65であるAと表示 =CHAR(ROW()+63) を入力しオートフィル ABCD…

    ある文字がセル中にいくつあるかカウント =LEN(A1)-LEN(SUBSTITUTE(A1,”/”,””)) /を空白に置き換えた時にいくつも次数が変化するか

    選択した表の部分に1行ごとに色を塗る ホーム→条件付き書式新しいルール =MOD(ROW(),2)=1

    セル内の改行を削除する→一括変換で Ctrとj は改行の意

    範囲を指定したい場合 =OFFSET(基準セル、ずらす行、ずらす列、高さ、幅)
    A列に日付B列にその日の売上 C列に数字をプルダウンで選択→選んだ数字の日までの売上 =SUM(OFFSET(A1,1,0,選ぶ数字,1)) 下に1右にゼロの場所が起点

    #,###, 位取り ソニー御中 @御中
    9:00を5個合計→45:00ではなく24時間表示で21時間と表示されてしまう→25:07:08のように秒まで表示させたい [h]:mm:ss

    コピペで貼り付け 行と列の入れ替え 1,000倍した状態にする

    数式が反応しない→数式、計算方法の設定、自動計算になっているか確認する F9

    選択オプション 空白セル

    エクセルではあらかじめすべてのセルにてロックが有効になっているk入力可能なセルの範囲を選択した状態でセルの書式設定、レ「ロックされていないセルの選択」のみ

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • たった1日で即戦力になるExcelの教科書 単行本(ソフトカバー) – 2014/10/23

    吉田拳氏による著作。
    2014年11月25日初版第1刷。

    Excel業務改善コンサルタント。Excel研修講師。
    1975年生まれ。東京外国語大学卒。
    音楽業界での某大物歌手のマネージャー職、
    複数の企業でのマーケティング業務を経てメルシャン(株)に入社。
    同社勤務時代にExcelを触ったこともなかった状態から、
    営業戦略用のデータ分析を担当し悪戦苦闘する中で、
    「企業の生産性をより上げるためには、社員のExcelスキルを向上する必要性がある」と痛感。
    業務効率化のためのExcel技術を追求し始め、社内の上位数%にのみ与えられるS評価を獲得する。
    その経験から「Excelを武器に人と企業が成長できるサポート」の実現を目指す。
    2010年、(株)すごい改善を設立、代表取締役に就任。
    実務直結主義のExcel研修を毎週開催、高額の受講料にも関わらず、
    全国から受講者が参加し、常に2ケ月先まで満席状態が続く。
    また、「大手IT企業における生産性の向上・残業代などのコスト削減」
    「飲食店チェーンや工務店、メーカー、会計事務所などのシステム開発」
    「戦略的経理によるキャッシュフロー改善」など、業種・業態・職種を問わず、
    Excelを駆使したあらゆる分野での業務改善の専門家として知られる。
    これまでの指導実績は、中小企業から大手企業まで、2000名以上。

    Excelは広く浅く取り組んでも仕事で使えるようにはならないのだという。
    大切なのはどんな資料を作って、それをどう活かすのか?といった目的意識。
    必要な作業を、いかに効率的に、楽に、ミス無く済ませる仕組みを実現するか?
    という発想力。前向きな怠惰の発想が大切。
    面倒な作業に出会ったら、楽に解決してくれる機能はないかと調べながら使いこなせるようになれば十分です。

    言われたことをこなしているだけでは、不可欠な存在となることはできません。
    しかし、不可欠な存在になるには特別な才能が必要というわけではありません。
    皆が使っているExcelをちょっと工夫して武器にするだけでも、大きな成果を出し、組織に貢献することが出来るのです。

    セルの書式設定はCtrl+1
    検索と置換はCtrl+H
    コピーCtrl+C 
    貼り付けCtrl+V
    上書き保存Ctrl+S
    F4→数式の絶対参照を設定する
    Alt+Entet→セル内で改行する

    突然のフリーズや作業終了後に何故か保存しないとクリックして
    閉じてしまう悲劇を避けるためにこまめに上書き保存すること(Ctrl+S)
    自動保存設定も行う。保存間隔はできれば1分が望ましい。
    ファイル→オプション→保存をクリック
    ブックの保存にて「次の間隔で自動回復用のデータを保存する」にチェックを入れる
    →保存間隔を1分に設定

    不可解な動作をする時はScroll Lock、Number Lock Insert を誤って押してしまっていた
    というパターンが多い。それらを押して解消する必要がある。

    送信する相手方のExcelが2003以前だと.xlsxのファイルを開くことが出来ないので
    あらかじめExcelフィアルの保存形式をExcel97-2003ブックにしておく
    Excelファイルを新規作成するとシートが3つある状態から始まる。
    何も書いていないシートは確認の手間が発生するので
    未使用シートは削除しておく。
    (Excel2013からはシートは1枚が基本設定になっている)
    ファイル→Excelのオプション→基本設定→新しいブックの作成時をクリック
    →ブックのシート数を1にしてOKをクリック

    他人に共有するシートは必ず印刷範囲設定を確認
    ページレイアウト→印刷の向き
    表示タブ→改ページプレビュー 青い点線をドラッグして1枚に収まるよう調整

    セルに入力できる数値を制限するには
    データタブ→データの入力規則をクリック
    入力値の種類から整数を選択する
    最小値、最大値を設定

    アラートのテキストを変更するには
    データの入力規則にあるエラーメッセージタブを選択
    タイトルとエラーメッセージにアラートで表示させたいテキストを入力 OKをクリック

    入力モードを自動で半角英数に切り替えるには
    半角英数モードに設定したいセルを選択する
    データの入力規則→日本語入力タブをクリックする
    日本語入力欄のプルダウンメニューから無効を選択してOKをクリック

    シート全体を保護したい場合
    校閲タブ→シートの保護をクリック→シートの保護ウィンドウが立ち上がる
    必要に応じてパスワードを入力して(省略可)、OKをクリックする

    シートの一部のセルのみ変更不可にしておきたい場合
    入力可能にしておきたいセルを選択する
    Ctrl+1を押してセルの書式設定を起動→保護タブにてロックからチェックを外してOK
    校閲タブ→シートの保護をクリックする
    このシートのすべてのユーザーに許可する操作にて
    ロックされたセル範囲の選択からチェックを外してOKをクリックする

    一部のセルのみ変更不可にしたい場合
    シート全体を選択→セルの書式設定→保護→ロックから一度チェックを外す
    変更不可にしたいセルのみ、再度セルの書式設定にてロックをかける
    シートの保護をかける

  • エクセルの入り口としてはとても良い。何ができるのか、できそうなのかわかる。

  • とても良書と評判の高い本ですので購入して読み終えました。
    評判通りでとても得るものの多い、ありがたい内容の良書でした。

    少しでも人間にしかできない仕事に集中していくためにもExcel作業を効率化していくべきだと吉田さんは述べられています。

    シート全体を保護したい場合とか、印刷結果が画面と異なる問題に対処するためにページレイアウトで確認していく以外にもPDFで確認するとか、いままで私は知りませんでした。

    第9章の内容は、わたしはまだ行っていませんが、サンプルファイルをコピーして、数式の入ったセルだけを削除してから、一度自分で手を動かして操作してみたほうがいいと思いました。

    わたしはお金の計算の式や、列や行数の大量のエクセルシートがとても苦手なのですが、それにもだんだんと以前よりも慣れてくることができました。

    ただ一つ、わたしの見落としなのかもしれないのですが、ダウンロードできるサンプルファイルが技術評論社のページにあるのですが、わたしが本を読んだ限りそのことの文章は見当たりませんでした。

  • 何が即戦力なのかわからない。使い方マニュアルに近く応用のヒントにはならなかった

  • エクセル必勝本のみたい。
    新たな発見がたくさんあって楽しい本です。

    ま、それだけ、エクセルを使いこなせてなかったという事ですけどね

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著者プロフィール

吉田 拳

Excel業務改善コンサルタント。Excel研修講師。株式会社すごい改善代表取締役。
1975年生まれ。東京外国語大学卒。音楽業界での某大物歌手のマネージャー職、複数の企業でのマーケティング業務を経てメルシャン(株)に入社。業務効率化のためのExcel技術を追求し始め、社内の上位数%にのみ与えられるS評価を獲得する。その経験から「Excelを武器に人と企業が成長できるサポート」の実現を目指す。

2010年、(株)すごい改善を設立、代表取締役に就任。実務直結主義のExcel研修を毎週開催、高額の受講料にも関わらず、全国から受講者が参加し、常に2ケ月先まで満席状態が続く。また、「大手IT企業における生産性の向上・残業代などのコスト削減」「飲食店チェーンや工務店、メーカー、会計事務所などのシステム開発」「戦略的経理によるキャッシュフロー改善」など、業種・業態・職種を問わず、Excelを駆使したあらゆる分野での業務改善の専門家として知られる。

「2020年 『たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書【増強完全版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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