理論から学ぶデータベース実践入門 ~リレーショナルモデルによる効率的なSQL (WEB+DB PRESS plus)
- 技術評論社 (2015年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774171975
作品紹介・あらすじ
エンジニアが知るべきRDBとの正しい付き合い方。
感想・レビュー・書評
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DBわからん!と唸っていたら会社の先輩が貸してくれた。
難しかったけれどリレーショナルモデルの思想から始まり、NULL対策やテーブル設計、運用時のリファクタリングなどより実務で必要なアプローチまでまとめられており、幅広いトピックを学ぶことができた。
序盤で集合論との紐付けが丁寧に説明されており、その後の章の内容の理解に大いに役に立った。とはいえ理解が浅いまま読み進めてしまったところも多いのでもう少し知識を身につけてからもう一度読みたいなと思った。
読み終わって改めて「SQL実践入門」ではなく「DB実践入門」だったなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新卒エンジニア研修の読書会で読み進めた。
数式表現や述語論理に間違いが多く(といっても後者は新卒氏が指摘してくれるまで気づかなかった)、もやもやっとしたところはあったけど、DB系書籍一般ではあまり扱われない分野までカバーしようとしており、良い取り組みだと思った。
ちなみに新卒氏の間違い探しは以下を参照されたし。
https://github.com
/hanazuki/readings/blob/master/%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E5%85%A5%E9%96%80.md -
駆け出しエンジニアぐらいの時にもらって積みっぱなしだったもの。SQLを基礎から説明するようなやつではない。
入門とはとても言えないような硬派な導入なので、挫折したんだろうなという感じ。
当時と違ってアプリケーションやデータベースを主戦場にしなくなったので流し読みしつつも、ドメインの設計戦略/インデックス/キャッシュ/トランザクションあたりを楽しく読んだ。
"適切なDB設計は、アプリケーションに対する理解なくしてはあり得ない"
分野問わず何事にも通じる考え方。 -
1,7,9,13章あたりが個人的には特に勉強になった。
2章は今の自分には難易度が高かった。 -
RDBMSの理論から積み上げている。正規化レベルの話など、きれいに説明されている。入門というタイトルには語弊があるかもしれない。
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RDBの経験が浅く、理解が難しい箇所もあったがRDBを集合論としてら捉え、解説してくれているおかげで本質的な理解が深まる内容の本だと思う。
入門とあるがSQL自体の入門書ではないので注意。 -
巷のなんちゃって解説本とは異なり、「リレーショナルモデルは集合論であり、述語論理である」といった本質から丁寧に解説してくれる良書である。
SQLとの違い、SQLとリレーショナルモデルはどう付き合っていくべきかも分かりやすく解説してくれている。データベース初学者だけでなくSQLを何気なく使っている中級者にも是非読んでほしい一冊である。 -
理論から学ぶデータベース実践入門ーリレーショナルモデルによる効率的なSQL
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データベースを強みにしたいなら読むべき、ただある程度経験積んでいないと内容が難しいと思う。入門書ではなくもう一度理論から再入門するための本。
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意外と知らない