Docker実践入門――Linuxコンテナ技術の基礎から応用まで (Software Design plus)
- 技術評論社 (2015年9月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774176543
感想・レビュー・書評
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Linuxカーネルを知っているがDockerはあまり知らないという人にとって、1章と4章の技術説明はとても分かりやすかった。特に、Dockerのネットワーク構成を図示してくれたのが良かった。
Dockerの真の目的は、開発環境、テスト環境、サービス提供環境で同じ実行環境を構築すること。CIやCDの効率化をもたらす。
一つのコンテナには一つのアプリケーションというのが基本の考え方。アプリケーションの設定変更内容を明確にし、設定管理を確実に行うため。
※「プログラマのためのDocker教科書」にも1コンテナ1プロセスにするのがよいと書いてあった。
Linuxカーネルはユーザー空間に対して後方互換性を提供する。古いカーネル向けに作られたアプリケーションのバイナリは、新しいカーネルの上で動くことが保証される。例えば、CentOS 6.5のhttpd をCentOS 7のカーネル上で動かすことができる。
2章と3章の使い方の説明は、必要に応じて読むことにする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
kubernetes,LXC,atomic hostなどの解説も含め楽しい。
CRIUは無事実現したようで(違います?) -
だいたいの基本は押さえていそうで、サンプルも丁寧です。
Kubernetes と Atomic Host の導入もあるので良かったです。 -
請求記号 007.63/N 34
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入門以上のものを期待しなければ、ある程度のものが抑えられていて満足できるかもしれない。