コンピュータ開発のはてしない物語 起源から驚きの近未来まで

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  • 技術評論社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774178318

作品紹介・あらすじ

いまや日常的に使われ、身近にあふれるコンピュータ。その起源は実に3万5000年前まで遡ることができる。古代からの計算道具が、現在私たちの知るコンピュータに姿を変えるまでには、パスカルやライプニッツといった誰もが知る偉人たちの知られざる発明が、そしてチューリングやノイマンなどコンピュータ科学の基礎を築いた先駆者たちによる壮大なドラマがあった。現代に続くパソコンの開発競争、最新鋭のコンピュータまで報告しつつ、驚愕の近未来に迫る。「コンピュータの名著・古典100冊」(インプレス)の1冊に選ばれた「コンピュータ史」(オーム社)を全面的に改訂し、改題のうえここに上梓。

感想・レビュー・書評

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  • コンピュータの歴史本。
    コンピュータが誕生するまでの計算道具の歴史まで書かれてあったのだけど、このあたりは興味を惹かれなかった(最初の3分の1がそう)。
    ENIACって世界初のコンピュータというわけじゃないということをこの本で知った。定義にもよるらしいけど、ABCやColossusやZuse Z3というコンピュータのほうが先に誕生したらしい。違いは覚えられそうにない。
    それにしても、富士フイルムってすごいな。化粧品の開発ですごいと思ったけど、電子計算機の国産第1号でもあるのか(FUJICというらしい)。昔から、カメラ以外の技術力も高かったんだなぁ。
    MS-DOSの誕生についても初めて知った。ティム・パターソンというSCP社という会社の技術者が4ヶ月という短期間で作ったらしい。これがなかったらマイクロソフトも潰れていたかもしれないとのこと。これだけすごい技術者なら他にも何か実績を残してそうだけど、調べても分からなかった。
    意味がわからなくて「ハァ?」と思ったのが、1982年に発売されたNECの「PC-9801」。本体価格が29万8000円なのはともかく、別うちのFDドライブが40万円もしたんだとか。意味がわからない。最近でいうと、PS4のVR機が本体より高いけど、そんな感じなんだろうか。

  • 計算機の歴史を俯瞰してみる内容となっている。時代は旧石器時代から現在までとなっていて、内容としてはコンピュータの歴史の入門としては悪くない感じ。

    ただし、パラメトロンコンピュータを初めとした国産計算機黎明記の話題については遠藤諭著の「計算機屋かく戦えり」(ISBN-13: 978-4756146786)よりだいぶ内容が薄いし、米国のそれについてもポール E.セルージ 著「モダン・コンピューティングの歴史」(ISBN-13: 978-4624000233)よりもだいぶ薄く、特にDECを中心としたミニコンピュータの歴史は無視されているのは残念だ。

    ただ、そこまでの詳細を深追いしていくのはこの本の主旨では無いのだろう。

    とりあえず中高生が計算機の歴史について俯瞰的に読む読み物としては大変良いのでは無いかと思う。

    また、本書とほぼ同主旨で書かれていると思われる本としては、「モダン・コンピューティングの歴史」と同著者による「コンピュータって: 機械式計算機からスマホまで」(ISBN-13: 978-4492762134)があり、翻訳の巧みさもあって、こちらもおすすめである。

  • 請求記号 548.2/O 17

  • コンピュータの歴史としての昔~現在~未来を詳細に解説。切っても切れないインターネットに関する内容もあります。

    なお、技術面(数式など)は皆無なので、一般人でも読みやすいと思いました。

    技術要素は無いですが、読み物として面白く読ませてもらいました。

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