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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774180540

感想・レビュー・書評

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  • ・P50:
    まず、データ収集はストリーミング処理とバッチ 処理に分けられます。

    ストリーミング処理は、主にログの収集に使いま す。代表的なツールには、拙作の Fluentd、または Logstash、Apache Flume などがあります。伝統的な syslogd もこの中に入ります。

    バッチ処理は、主にマスタデータの収集や、用途 の異なるデータベースの間でデータを移動するため に使います。代表的なツールには、同じく拙作の Embulk、または Apache Sqoop、Kettle、Talend な どがあります。mysqldump や rsync もこの中に入り ます。

    ・P51:バッチ処理の技術的難しさ(レジューム, 増分ロード...etc)

    ・P59:
    Embulk は、オープンソースのバルクデータ転送ツールです。ストリーミングデータ収集に特化した Fluentd とは異なり、Embulk はバッチ処理でのデー タ転送に特化しています。

    その適用範囲は、データ ベースからデータ分析・検索システムへのデータ転 送、レガシーシステムから新システムへのデータ移 行、オンプレミスとクラウドサービスの間でのデー タ同期、遠隔システム間のデータ統合など、多岐に わたります。

    ・P62:Embulkのアーキテクチャ

  • <特集>
    Web開発 新人研修
    実践 データ収集
    Linuxコマンド入門

    <連載>
    大規模インフラ運用最前線
    Javaの新定石
    進め! フロントエンド先遣隊
    Emerging Web Technology研究室
    PHP大規模開発入門
    Perl Hackers Hub

    Web開発 新人研修
    課題点
    Web開発について見直しを行いたい

    解決点
    アプリケーション層での学習点
    ビジネスロジック
    開発言語での習熟
    Webアプリケーションフレームワーク
    デザインパターン
    テスト
    CUIツールの習熟
    ログのフォーマット

    分野を絞るのはもちろんこと、浅い部分も把握することが重要

  • 新しい連載も多く、なかなか内容の濃かった号でした。

  • Railsで簡単なwebApをつくる流れが書いてあり、新人向けには丁度いい

  • 新人研修の章、エンジニアの担当領域が洗い出されていてキャリア形成に役立つと思います。
    linuxコマンドの解説でfindだけ1章割いて重要な使い方を紹介しているのが実践的です。

  • 全体的になかなか実用的な内容だった。
    また新連載もいろいろ役に立ちそう。


    □ Web開発新人研修

    そもそもWeb開発者といってもいろいろ職種がある、その違い
    それぞれのレイヤーの最近のツール類入門記事


    □ 実践データ収集

    なぜデータ収集が必要か?何に使うか?
    データの収集、分析の基本アーキテクチャについて
    データ収集の方式、ストリーミングとバッチの性質について
    Fluentd、Embulkのアーキテクチャ、設定、プラグインの書き方について

    DeNAの事例
    バッチとストリーミングの使い分け

    クックパッドの事例
    ログの種類と扱い方、活用方法について


    □ Linuxコマンド入門

    リダイレクトとパイプライン
    シェルスクリプト(bash)の書き方とデバッグのコツ
    検索テクニック(findとか)


    □ 大規模インフラ運用最前線(新連載)

    データの特徴と活用
    SREという職種について
    メルカリの事例。インフラ上のデータの流れ、安全性とレイテンシ工場の取り組み、扱うデータの種類とそれぞれのミドルウェア、よくある問題と対策、活用について。


    □ Javaの新定石(新連載)

    モダンJava(JavaSE7の話)
    Project Coin
    NIO.2
    Project Lambda など


    □ 進め!フロントエンド先遣隊(新連載)

    最近のJavaScript開発環境の話。
    Node.js v5(ECMAScript2015、npm v3)
    タスクランナー(Gulp、Grunt)
    ユニットテスト(assetモジュール、Mocha)


    □ Emerging Web Technology研究所(18)

    Reduxの話。React(vol 86)、Flux(vol 87)は前提知識。
    Reduxの概念、実践的な実装の話、Reactとの結合・設計を考える、使ってみて結局Reduxは何がよいのか?まとめ。
    まとめだけでも目を通しておけばざっくり把握できる。


    □ PHP大規模開発入門(13)

    PHPからのHTTPリクエスト
    PHPでWebサービスを利用するのに役立つ知識、関数やGuzzleライブラリの話。


    □ Perl Hackers Hub

    Perlで作るシステム運用ツール
    Perlのよいとこ(枯れてる、後方互換性高い、Unix系ならたいてい動く)
    シェルとの連携やプロセスの扱い方などシステム運用ツールを書く上でよくある事例についてのサンプルコード


    以上

  • データ収集が非常二参考になった。特にストリーミング処理技術に関する部分はすぐにでも業務で応用したい内容であった

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著者プロフィール

愛知県出身、福岡市内在住。新卒で業界誌の記者になるはずが社内SEとなり、その後EC、オンラインゲームの開発を経て執筆時現在はGMOペパボ株式会社に所属。技術基盤チームにて社内基盤の構築や新技術の検証、時にはプロジェクトの火消し(?)を行っている。また、2016年よりRubyKaigi、2019年にはCloud Native Daysでも登壇するなど、積極的にコミュニティ活動を行い、自身でもRubyの地域コミュニティであるFukuoka.rbのミートアップを主宰する。
共著書に『パーフェクトRuby』『パーフェクトRuby on Rails』(いずれも第一版のみ、技術評論社)、雑誌での連載に「一歩先ゆくRuby」(WEB+DB PRESS Vol.69〜Vol.79、技術評論社)、寄稿記事に「eBPFでトレーシングツールを作ろう」(Software Design 2020年11月号、技術評論社)などがある。得意分野はRuby言語、Infrastructure as CodeとLinuxコンテナ。趣味は語学アプリで、現在4言語目のフィンランド語に挑戦中。

「2020年 『Webで使えるmrubyシステムプログラミング入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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