人工知能の作り方 ――「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774186276

作品紹介・あらすじ

プレイヤーの心をとらえる魅力的なゲーム、より「らしい」キャラクターはどう生まれるのか?ゲーム制作における人工知能の役割を最新テクノロジーをふまえて思索する。ゲーム業界を牽引するスクウェア・エニックスのAI技術者、渾身の書き下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 『人工知能の作り方 ―「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか』を読み終わった。知能ってなんだろうというところから掘り下げて、ゲームAIの観点で人工知能の概念や周辺領域を渉猟する本。環境と知能、身体と知能の関わりなどを実例を交えて語るのでわかりやすい。

    認知科学や生物学なんかもさらっと動員される。深層学習の知らなかった概要を知れた。なにより、たとえばピクミンやゼルダでキャラクターはどうやって動いてるのかを知るきっかけになった(ピクミンずっと謎だった)。ゲームAI、奥が深い…。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 創世から描かれ終盤で現代に近づくダイナミックさ

  • 30ページくらいから面白くなってくるので最初のほうが難しくても読んでみてください。
    AIやプログラミングについての知識がなくても楽しめますが、多少知識があるともっと楽しめると思います。
    SAOのアリシゼーション編とか好きな人は多分この本も楽しめると思います。
    この本を読むと今までプレイしてきたゲームの仕組みが分かってとてもわくわくします。
    ゲームの裏側に興味がある方はぜひ、為になるのでオススメです!!!

    熊本学園大学付属図書館アルバイトスタッフ F.R.

    熊本学園大学付属図書館OPAC

    https://lib-opac.kumagaku.ac.jp/opac/search?isbn=9784774186276&type%5B%5D=book&type%5B%5D=magazine_title&type%5B%5D=magazine&type%5B%5D=paper&target=local&searchmode=complex

  • 分かりやすく書かれていますが、ゲームAI技術入門の方が、網羅的で良いかなと感じました。

  • ゲーム作成者向け。一般化しようとして哲学的になってて、何が伝えたいのかよくわからなかった。

  • 教員推薦

    (特集:「ゲームを作ろう!」)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00538938

  • 「知能とは?」という話題から始まる、ざっくり概要をつかむための本。非エンジニアにも分かるように概念を伝えている。各章末にある「そもそも論」が書かれた「考えてみよう」コーナーが示唆に富んでいる。

  • 過去から現在、そしてこれからの未来に至るゲームAIの主要な技術がとてもよくわかる書籍です。AI技術について哲学的、生物学的に解説されている点がとても興味深いことや具体的なゲームタイトルを挙げてどのように使われているのかが図も交えてわかりやすく書かれている点が好印象でした。とても面白かったのでもう1周します(笑)。

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著者プロフィール

著者:三宅陽一郎
ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻し、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、デジタルゲームにおける人工知能の開発と研究に従事。博士(工学、東京大学)。2020年度人工知能学会論文賞受賞。
現在、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学特任教授・客員研究員などを務め、学生の指導にも力を入れている。
著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)、『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(筑摩書房)、『ゲーム情報学概論』(コロナ社)、『FINAL FANTASY XVの人工知能』(ボーンデジタル)、監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『C++のためのAPIデザイン』(SBクリエイティブ)などがある。

「2022年 『ボードゲームでわかる!コンピュータと人工知能のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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