- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774194189
作品紹介・あらすじ
割り付けのルールから伝わるデザインのアイデアいろいろ。誰に何をどのように伝えるのか。レイアウトにおいて、もっとも大切で基本的な知識、伝わるレイアウトで大切な3つのキーワードと8つのルール、33の技とデザインサンプル。レイアウトのさまざまなテクニックによる効果的な見せ方を、作例を使って解説。Ai&Psのワンポイント解説付き。
感想・レビュー・書評
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デザインレイアウトを一から学ぶのに最適な教科書、と思えた。
すでにデザインをしている素人には、なぜ自分の制作物がイマイチなのか分かるだろうし、プロにとっては納得の内容だろうし、その中間の人にとってはスキルアップに役立つはず。
本書の作り自体もレイアウトに工夫がなされていて、とたも読みやすく理解しやすい。
まさに判読性、視認性、可読性に配慮された説得力のある一冊。技術評論社さんの印象もアップした良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真に加えてロジカルな説明が入っているため記憶しやすい。
adobeソフトの使い方が入っているのも助かる。 -
DTP向けなので紙用デザインがほとんどだが、各レイアウトごとにAdobeソフトをどう使って作るか詳しく解説してくれるのですぐに実践ができる親切設計。
「ターゲットからデザインを考えたい」「レイアウトの練習がしたい」人にオススメ -
【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 021.4||AR
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/435090 -
最近何かとデザインぽいことに触れる機会があるので購入しました。資料集みたいなものは読むのが苦手なのですが、この本はスラスラと読みやすかったです。
用語解説があったり、例が豊富だったり、根本的な考え方から触れたりなど、初心者にやさしい内容でした。イラレの使い方もちょこちょこ載っていてありがたかったです。
初めてちゃんとデザインの本を読みましたが、漫画とかチラシとか日常にあるデザインに目がいくようになりました。「デザインを知ると普段の生活の見る目が変わるよ」という先輩の言葉を思い出しました。 -
具体的なレイアウトが多数紹介されている。
NGデザインのbefore afterが載っているところもよい。
目線の引っ掛かりとなる工夫=あしらいの作り方やAdobeソフトの使い方が載っている点もわかりやすい。
仕事ではAdobeでなくパワポなどのOfficeのソフトを使うようになるのだが、意図的な空欄の入れ方など、本書を近くに置いておき、活用させていただくつもりだ。 -
古い入門書は持ってたけど、
必要もあったので、最近のものを入手。
基本的な考え方やルールをわかりやすく明示するだけでなく、
似た素材を違うアプローチで作るとどうなるかという比較が多くて、
手法の選択にとても役立ちます。
また、レイアウトのパターンの中には紙モノ以外にも
web媒体を意識したレイアウト例もしっかり抑えてある。
こういうサンプルが多いものだと自分の実作だけじゃなくて
企画のすり合わせの時に、「それってこういう形でいいですかね」
と提案しやすいのでありがたい。
初心者でも制作しなくちゃならない、そんな人への強い味方になる本ですね。
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何を伝えたいのか明確にしないままだとターゲットの心に響くものをつくることはできません。しかしながら、伝えたいことを明確にすることは簡単ではありません。なぜなら、多くの場合「伝えたいことを絞れない」「伝えたいことの優先順位を決められない」という悩みにぶつかるためです。(p.16)
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ここから書いてくれているのは、実践的であることの証明とも言えるでしょう。
ただのテクニック本ではないのです。
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中央揃え
センターに情報を集めて、上から下に目線を誘導させます。繊細さや高級感を感じさせたいデザインに向いています。また、画像の形状に動きがある切り抜き写真と相性がよいのも特徴です。(p.45)
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おお、言われてみれば確かにそうかも。
当たり前になんとなく選んでいたものに理由がくっつくのも面白い。