システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774194639

作品紹介・あらすじ

「人工知能で生産性を劇的に向上!」…なんて、いまのままじゃ絶対無理ですよ?!夢を語る前に知っておきたい現実と解決策がわかる。

感想・レビュー・書評

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  • ベンダー目線でズバズバ、嫌な発注者への愚痴を書いてくれているので、これからシステム化する企業はこれを読んで、襟を正すというのも良いかも知れません。

    ただ、何だか口語体で散漫としているので、少し読み難いのと、同じ職種経験者は、共感するばかりで論点の出口が見えないから、読んでいても物足りないかも。

  • 「俺らIT素人だし…」なユーザー側、顧客側が、自分ごととしてIT、システムへの態度や行動を変えてもらう為に、更にIT部門が出来る事を、考えて行動に移す事が大事だと思った。
    今後益々重要になるIT活用、少しでもITリテラシーをつけたいと思って読んだ。

  • Sierを10年近くやってきた方からすると「うん、当たり前だよね」という内容が多い。(ただ、それを実践できているかは別)
    社内開発では開発標準・ルール等で定義されているような内容です。
    それをもっとかみ砕いたもの。PMO等に足を入れようと考えている若手社員向けです。

  • ・ステークホルダーには読んでもらいたいが、あくまで問題点を多量に示しているにすぎず、現場の人間からすると読んでも共感で終わる

  • イラストを交えながら、業界あるあるの話が展開される。
    内容としても難しい言葉を使わずに分かりやすく、読みやすく書かれており、非常に読みやすい。
    ユーザー、ベンダーそれぞれの立ち位置での考え方、捉え方等について説明されており、「たしかに!」と納得させられる部分も多々あった。

  • 私は今ユーザー側。お付き合いのあるベンダー、システム側の視点が知りたくて読んでみた本。ベンダー側も、発注元のシステム担当者も、そしてユーザ側も全ての視点が詰まった稀有な本。もしかしてちょっと古いのかもしれないけれど、ああ、そういうことだったのね、そうそうらそうなのよ、とか、うなづくこと多し。今でも有効なことがたくさん書いてあると思う。お互いの立ち位置を想像して、そしていつでも、知識はアップデートし続ける、大切ですね?

  • ・感想
    沢渡さんの書籍は毎回いろんな気づきを与えてくれます。
    2018年と発行は古いですが、今の働き方でも全然課題になっていることに対してシステム的な観点で指摘を入れている書籍。
    ・Todo
    ・共通リザーブ予算を確保しておく。
    ・用件定義とそれ以降で契約を分ける。
     今年度と次年度を分ける。
    ・変更情報はフラットにスピーディーに共有。
    ・購買部門は情報組織の中でのジョブローテーションも要検討。
    ・要件の言語化が出来るように
    ・火吹きの経験を活かす為に平準化を取る。

  • 業務を後ろから見る シャドーイング はコンサル会社でも推奨されているやり方

    内容的には購買中抜きすんなよにかなり偏ってると思う

  • なにも知らない人からしたら難しすぎ。少しかじったことのある人からしたら「まあ、そうだよね。」という内容の印象。
    どっちつかずの中途半端なレベル感かな。

  • システムの問題のあるあるを書いていく本
    なんかの参考にしようというよりそれあるよねーと楽しむ本。
    絵が頭に入りにくい

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著者プロフィール

作家/ワークスタイル&組織開発専門家
あまねキャリア株式会社CEO/株式会社NOKIOOアドバイザー/
株式会社なないろのはな 浜松ワークスタイルLab所長/
ワークフロー総研フェロー
日産自動車、NTTデータなど(情報システム・広報・ネットワークソリューション事業部門などを経験)を経て現職。350以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う。

「2023年 『悪気のないその一言が、職場の一体感を奪ってる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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