エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

著者 :
  • 技術評論社
4.35
  • (22)
  • (12)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 274
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774196053

作品紹介・あらすじ

技術的負債・経営との不和。プロジェクトの理不尽。上がらない生産性。そのすべての正体は不確実性の扱い方の失敗にあった。「コミュニケーションにおける不確実性を減らすには?」「技術的負債を解消する方法とは?」「経営陣とエンジニア間の認識のずれを解消するには?」エンジニアリングにおける、課題を解決する思考の整理方法やメンタリング手法を解説!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • アジャイル、スクラム、技術的負債といった言葉だけが先行することが多いけど、その成り立ちと、不確実性つまり不安の扱い方の観点で説かれていて、腑に落ちた。
    個人がいかに自律的であるか。そして組織、ビジネス、プロセス、システムをエンジニアリングすること。エンジニア組織論ではなく、エンジニアリング組織論。学び多き良書だった。

    #エンジニアリング組織論への招待 #不確実性に向き合う #要再読

  • 世には表層的な「アジャイルなプラクティス」について取り上げることに終止した書籍が多い中,コミュニケーションや組織論などといった社会科学の背景からキチンと解説した良書.

    「アジャイル」を一面的に良いもの,推し進めるものとして紹介する書籍とはことなり,「ウォーターフォールとアジャイル」という対立軸の有意な側面とそうでない側面について論じて,アジャイルのムーブメントを相対的に論じているところもとても好感が持てる.

  • 「ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである」と言われながらも、実際に社会学的観点からエンジニアリングの問題を語った本ってそんなに無かったので、良い本が出たなと。過去にもTeam GeekやDevOps系の本で類例はあったかもしれないが、科学的な視点を織り交ぜつつ、丁寧に論を進めている本はなかなかなかった。

  • ‪涙が出た。ガチで「僕はこの本を10年待ってた」クラスの名著。どうも組織間の連携が上手くいってない気がする。少なくとも個人的には何となくストレスを感じてる。そんな漠然とした不満が第1章を読んで氷解。情報の非対称性と限定合理性、そして怒りという感情の正体。第2章以降も本当に濃い。ソフトウェア開発に携わる全ての人に読んでほしいし、自分もこれからの人生で何度も繰り返し読むと思う。‬

  • プロジェクトの不確実性を管理するためのエンジニアリング論。リーダーやマネージャーになった人も、なる人も、ならない人も、プロジェクトに関わる人が読むと、プロジェクトへの関わり方がリファクタリングされる。

  • ものすごく濃密に情報が詰まっていて、かつこういった書籍にありがちな個人の経験に基づいた意見でなく論理的に説明されています。
    文句ない良書です。

    「エンジニア」と「組織論」から手に取らない人も多そうですが、そのほとんどはビジネスにおいて普遍的な内容が書かれています。
    そのため誰にでもオススメしたい本です。
    ターゲットが絞りすぎたタイトルになっていて、この本が手に取られないのがもったいなく思います。

  • ビジネス書をソフトウェア開発向けにカスタマイズした印象の本。

    個人間のコミュニケーションから開発プロセス・組織論について述べているが話が発散気味。

    エンジニアで構成された開発組織の話ではなくエンジニアリングを事業に持つ企業の組織論について書かれた本なので、そういうのを求めているなら読めばよいと思う。

  • 分かりにくい。もっと全体観のある本かと思っていたが、そうではなく、個別の知識をバラバラに詰め込んだという印象。色々なキーワードを得る事はできるかもしれないが、それらが整理されたかと言うとそうでもない。全体観が見えないので途中から読むのが苦痛だった。

  • 全体を通して、エンジニア特有の理屈っぽさで、感情や思考、行動を良くするか書かれている。

    Chapter 1
    思考のリファクタリング。メタ認知。

    Chapter 2
    メンタリングに関する話は、人を指導したり相談に乗るようなことがある人は読むことを勧めたい。エンジニアリングに関わらず大切なことが書かれている。

    Chapter 3
    アジャイル開発の歴史。
    人文学と自然科学が混ざったエモい感じ。
    CSだけでは書けない内容の深さがある。

  • 文句なしの良書だと思う。
    エンジニアリングとは不確実性を削減する行為であるというシンプルな定義からはじめ、不確実性の観点から思考技術、メンタリング、アジャイルマネジメント、組織論の各種手法を解説している。
    みんな一回は読んでほしい…。

全13件中 1 - 10件を表示

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリングのその他の作品

広木大地の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エリック・リース
ジェームス W....
有効な右矢印 無効な右矢印

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリングを本棚に登録しているひと

ツイートする