超有名進学校生の数学的発想力 ~日本最高峰の頭脳に迫る~ (数学への招待シリーズ)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774197074

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  • 関西にある日本有数の中高一貫進学校(本書ではA校と名が伏せられている)も多数通う塾で数学講師を務める著者が,A校生の発想力・問題解決能力を分析する。中学の入試算数問題から彼らの発想力は鍛えられ始めている。そして入学後,算数と数学の違いをどう意識していくか(指導していくか)。かつて著者が出会った風変わりな生徒の記憶,A校生の「お気に入りの」大学入試問題の紹介,これからの数学教育のあり方についての私見まで。正直に言うと,本書の中で一番難しいと感じたのは,中学入試問題の部分でした。

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著者プロフィール

1977年 広島で生まれる
1999年 大阪大学理学部数学科卒業
2001年 大阪大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了
 2001年より研伸館にて、2022年からはお茶の水ゼミナール(お茶ゼミ√+)にて、主に東大・京大・医学部などを志望する中高生の大学受験数学を担当する。研伸館では、灘校の生徒を多数指導してきた。
そのかたわら、「大学への数学」などの雑誌での執筆活動も精力的に行う。
 著書『複素解析の神秘性』(現代数学社 2011)、『ユークリッド原論を読み解く』(技術評論社 2014)『超有名進学校生の数学的発想力』(技術評論社 2018)など多数。

「2023年 『敢えて計算も辞さない思考力・判断力・表現力トレーニング 数学BC』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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